【編集部からのお知らせ】
このたび「31歳からの恋愛相談室」がスタートいたしました。
オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みに、恋愛のプロが、無料でお答えします。
ご応募はこちらからどうぞ!

記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

海外でのDV

結婚前、夫は優しかったのだが……
前回の記事「海外でDVに悩む方へ、『愛は傷つけない』」では、外国にお住まいで夫からDVの被害にあっている方のために書かれた、ノーラ・コーリさんの著書をご紹介しました。

その中で、私もカナダに住んでいた時、モラル・ハラスメント(以下、モラハラ)や精神的な虐待など、メンタル面でのDV例をいくつか見てきたと書きました。暴力をふるわれる身体的なDVと違って、精神的なDVは分かりにくい場合が多いのですが、それでもある種の典型的なパターンが見受けられました。
それは下のようなケースでした。

典型的なモラハラ例は……

妻である日本人女性と夫の外国人男性は、結婚して夫の国に住んでいます。しかし、申請してもすぐには配偶者ビザが取れないことがあり(国によって事情は異なりますが)、ビザが取得できるまで、妻は正式に働くことができません。待っている間は主婦をしながら現地の暮らしに慣れていこうと思ってはいるのですが、生活自体は夫の収入に頼らざるを得ません。

当初は優しく保護してくれるような夫だったのに、しばらくして態度が変わってきました。会社から帰ると、俺が稼いだ金で養ってやってるんだぞ、誰のおかげで食べていけると思っているんだと、言葉の暴力が始まるのです。

最初の頃は、妻も、彼が言うことはもっともだ、早く英語を上達させて、ビザがおりたらすぐに働きたい、そのためにもがんばろうと、へこむ気持ちを前向きに転換して、やる気になっていました。

ところが、夫はさらにその「やる気」さえ阻むようなことをするのです。
たとえば、夫婦で友達の家のパーティーに出かけた時のこと。一生懸命、話の輪に入り、会話もできたと自分では満足していたのに、帰り道、いきなり夫から言われたことは「君はなんてヒドイ英語を話しているんだ。あれではこっちが恥ずかしい。友達の前で俺に恥をかかせるな」というもの。

「でも、ちゃんと通じて、みんなとお話できたわよ」と反論すると、「俺の友達はみんな優しいから、分かったふりをしてくれたんだ。そんなことも気づかないのか!」と言われてしまいます。以前は英語学校にも通っていたし、周囲の人との日常会話はできていたのに、こう言われることによって、人と話すのが怖くなり、言葉が出なくなってしまうのです。

スーパーでレジの人に挨拶されるのも恐れるようになり、コーヒー1つもオーダーできなくてカフェにも行けない。それで引きこもりになってしまう人もいます。日常的に接するのは夫1人だけ。そうなると、ますます夫の思うツボ。マインド・コントロールされやすくなってしまうのです。


国際結婚ならではの事情が加わって……