年々増える相談件数
夫の帰宅が怖い、いつも彼の顔色をうかがっている……。そんな自分がいませんか? |
また、ドラマなどにも時々取り上げられています。記憶に新しいところでは、昨年放映された『ラスト・フレンズ』。長澤まさみ演じる主人公は、夫役の錦戸亮からDVを受ける被害者であり、その衝撃的なDVシーンは大きな反響を呼びました。
それ、もしかしたらDVでは?
DVとは、暴力などで身体を傷つけることだけを指すのではありません。言葉や態度による精神的な暴力=「モラル・ハラスメント」(以下モラハラ)や、言葉での嫌がらせ・無視などの精神的虐待も、DVなのです。しかし困ったことに、傷跡が残るというような目に見える証拠がありませんので、被害者本人ですら「これはDVである」ということに気づいていない場合もあります。国際結婚して海外に住み周囲に家族や友人がいない人で、この状況に陥っている女性は、決して少なくありません。
あなたは毎日、夫の言動にビクビクしていませんか?
自分さえ我慢すればうまくいく、夫がキレるのは自分が悪い、と思っていませんか?
自分は夫がいないとこの国では何もできない人間だ、と思ってはいませんか?
それは立派なDVの被害です。まずそのことに気づいてください。
DVかもしれないと思ったら、この本を……