女性たちのファッション拝見♪ ~マダム編~
今回の披露宴でのお母様方、おばあさま方は、本当に素敵でした。
まずは直美さんのお母様。さすが日舞の先生だけあって、美しい着こなしのお手本のようです。お召しになっているのは「色留袖」。「留袖(とめそで)」は着物の格においては第一礼装で、日本の結婚式では、既婚の親族女性は「黒留袖」を着ることが多いのです。お母様も日本の結婚式では黒留袖でした。
今回は場所がアメリカなので、明るく品のいいピンクの色留袖にされたのでしょう。直美さんと並ぶと、それぞれの着物の良さが際立ちますね。
スコットさんのお父様方のおばあさまです。80歳近いお年ですが、背筋は伸びているし、この颯爽たるロングコートの着こなしは、もう「カッコイイ!」の一言。中にちらっと見えるブルーのワンピースの分量もいいですね。
おばあさまは、日本の結婚式の時も、モガ風の白のワンピースを、それはそれは素敵に着こなしていらっしゃいました。こんなおばあちゃんになりたい♪
スコットさんのお母様(右)とその母上であるおばあさまです。
お母様は光沢のあるシルバーのワンピース。ドレープがとっても綺麗に出る素材なので、ウエストラインが絞られて見えますよね。活動的なお母様はノースリーブで短めの丈がお好きのよう。日本の結婚式でもそのような黒のワンピースでした。
おばあさまは深い紫色のチャイナ服です。やはり民族衣装や国・地域独特の衣装というものは、その国の人が着るのが、いちばんよく似合うような気がします。おばあさまが身につけていらっしゃるのは、中国で古くからダイヤや金より珍重された翡翠(ひすい)のネックレスとイヤリングです。
では、若い女性たちのトレンドは?