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もしもパートナーが日本で大地震に遭ったら!? 国際カップルで取り組む防災対策(2ページ目)

このところ大型台風や地震の被害が相次いでいる日本。地震のない国から来たパートナーが1人の時に地震が起こったら? 一度2人で災害への対策を話し合っておくと安心です。

執筆者:シャウウェッカー 光代

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地震対策

近づいてくるのが分かる台風や大雨と違って、突然起こるのが地震。日頃からの対策がかなり重要になってきます。

パートナーに話しておくこと
あなたのおうちは大丈夫? まずは家の中から2人でチェックを

・落ち着いて行動するように。
・大きな揺れの場合は、まず身の安全を守る。テーブルの下などに移動し、倒れる可能性のある家具の近くにはいかない。
・脱出口を確保する。地震のためにドアや窓が開かなくなることもあるので、揺れの様子を見てドアを開けておく。
・小さい揺れの場合はまず火の始末を。揺れがおさまったらガスの元栓も閉めておく。
・揺れが終わっても安心しない。余震の可能性もあるので、引き続き大きな家具や落下の可能性があるものには近づかないように。
・ガス漏れの危険性もあるので、停電の場合はロウソクではなく懐中電灯を使う。
・家が海の近くの場合は津波に注意。避難する必要がある場合を考え、そのルートも2人で確認しておく。
・アパートやマンションの場合は、非常口・非常階段の確認を。

日頃の備え

・家具を固定しておく。結婚して新居に引越しするとき、あらかじめ地震対策を講じておくとよい。
・近所の避難場所を確認しておく

台風対策

台風がまだ遠方にあるときはパートナーと一緒に防災準備ができますが、近づいている時や通過中に必ずしも一緒にいられるとは限りません。そんな場合を想定して、日頃から注意事項を伝えておきましょう。

パートナーに話しておくこと

・テレビやラジオで最新台風情報の確認を。
・通過している最中、またその前後はなるべく外出をしない。
・低地や河川のそば、急傾斜地区に住んでいる場合、必要に応じて早めに避難を。そのため地域の避難所や避難ルートの確認をしておく。
・外出時に集中豪雨にあった時は、地下街や地下鉄を避ける。
・停電や断水になるケースが多いので、懐中電灯、携帯ラジオ、携帯電話を身近に用意し、バスタブや大きめの容器に水を溜めておく。

共通事項

・「非常用持ち出し袋」を用意しておく。内容は防災サイトなどを参考に。
・携帯電話の充電はしっかりと。被災後も電力がすぐに回復しないことがあるので、ソーラー充電器などがあると便利かも。
・家族の連絡方法を決めておく。
・パートナーの国の言葉が話せる人に、災害時のサポートをお願いしておく。

海外での防災対策

海外での自然災害は、地震、ハリケーン、竜巻、洪水、山火事、火山の噴火などが考えられます。土壌や家屋の建築方法が異なるため、同じ地震やハリケーンでも、日本とは違う対処法が必要となる場合がありますので、注意しましょう。

海外に住んでいる方は、まずパートナーに、居住地周辺でどのような災害が起こりやすいかを聞いておきます。
そのうえで、災害が起こっている間の行動、避難の方法やルート、お互いの連絡方法などを確認しておきましょう。

地域の役所や日本総領事館などで災害対策情報をまとめた冊子などをつくっていることがありますので、入手しておくと安心です。ホームページも一度チェックを。

********関連サイト*********

■[地震・自然災害・火事対策]
■地震保険を知っておこう
■地震・災害時の電話のかけ方
■自然災害と損害保険
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