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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました
日本で「国際結婚」と言えば、国籍が違う人同士の結婚を意味する。つまり異なる文化・言語で育った2人の結婚である。
しかし、移民を受け入れている国---たとえばカナダでは、異なる文化・言語で育っても現在の国籍は2人ともカナダという場合があり、「国際結婚」とは呼べないことも…。

では、何と呼ぶか?
「異文化間結婚 Intercultural Marriage」というのだ。

これは移民政策をとっている国、たとえばアメリカやカナダなどで使われている言い方である。これらの国では、異なる文化的背景を持つ人々が隣合って暮らしているのが当り前。出身国が違い、母国語が違うわけだが、市民権を取ってしまえば、みんなアメリカ人/カナダ人になるのだ。

名前は違っても、「異文化間結婚」で苦労する点は「国際結婚」と同じである。まずは言語の違いが挙げられる。夫婦のどちらかが相手の母国語で話す、あるいはお互いの共通語である第3の言語(北米なら英語)を使う、のいずれかになるが、同じ言語で育ったカップルより、意思の疎通に時間がかかり、相手を理解する努力が一層必要となるのは言うまでもない。

加えて文化の違いがある。移民しても祖国の文化や食生活を維持している家族は多い。三世・四世になるともうその限りではないが、二世くらいまではまだ母国のアイデンティティを色濃く残している。結婚して一緒に暮らし始めると、この違いは些細なことにも現れ、時にはぶつかり合う原因となる。

このように、長年同じ国で暮らしている人同士でも、異文化間の結婚には特有の問題がある。ましてや、結婚で外国に住むことになった人にとっては、日常生活を含めた異文化適応は、心にのしかかる大きな問題となっている。

「異文化間結婚」とは、なるほど言い得て妙な言葉だ。本来は上記のような意味で使うのだが、狭義では日本人同士の結婚にも使えそうだ。

日本には文化圏というものがある。方言があり、その地方独特の風習や慣習がある。結婚して違う文化圏に住むことになった人の戸惑いやストレスは、一種の異文化体験と言えるだろう。そんな時「私、異文化間結婚をしてるんだわ」と思えば、何やら腑に落ちるものがあるではないか。

国際結婚でも日本人同士でも、「異文化間結婚」の場合、お互いに相手の文化を尊重し、夫婦のどちらかが異文化の中に身を置いていたら、パートナーがその心のストレスを理解するよう心がけることが成功の秘訣である。
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