結婚式に着物を着る! 気になる着付けは?
神前式をはじめとする和婚なら、花婿&花嫁母は着物がベストです! |
結婚式場で着付ける場合は、ホテルなら美容室、ゲストハウスなら付属の着付室にて着付けてもらいます。会場での着付けの場合は、結婚式の打ち合わせでゲストの着付希望などを聞くことが多く、窓口は花婿花嫁になることが一般的です。当日の持ち物や、入り時間なども会場側から花婿花嫁に伝えることが多いでしょう。近所や行きつけの美容院や、ご自身で着付けられる際は、会場によっても違いますが、おおよそ挙式1時間前には会場に到着できるように段取りしておきます。
またレンタルで衣装を準備してもらう場合、足袋とタオル、肌着・裾よけの下着類は、自身で準備することが多いので、忘れないようにしましょうね。
花婿花嫁の母の着物&小物選び
レンタルの場合は、一度羽織ってみると柄の雰囲気がつかめます。 |
合わせる帯は礼装用の袋帯を用います。柄は吉祥文様(きっしょうもんよう)や有職文様(ゆうそくもんよう)の格調高いものを選びましょう。吉祥文様とは鶴や亀、鳳凰、松竹梅など縁起がよく、不老長寿を願うお祝いの場で好まれる柄です。有職文様とは、中国唐朝の文様を日本かした、格調のある伝統的な文様。丸文(まるもん)、七宝(しっぽう)、花菱(はなびし)など基本的なものからアレンジされたものまで、さまざまな文様があります。
光沢感のあるクラッチバックを持てば、今っぽいオシャレに! |
末広は帯の間に、持ち手の方を3cmほど出して挿しておきましょう。レンタルの場合はほとんどセットになっていますが、ご自身の着物を着られる際はこの末広の準備をお忘れなく! 花婿花嫁の母はお客様をお迎えする際、この末広を手に持って挨拶するため必要になります。
結婚式では主役級の花婿花嫁の母。主役級でもあり、なおかつお客様をもてなすホストでもあるので、華やかでありつつ落ち着いた柄&コーディネートを心がけます。