ビール/ビール関連情報

明治時代の日本にも輸出されていた「バス」(2ページ目)

エール初心者の方にも飲みやすい「バス・ペール・エール」は、文明開化の花咲く明治時代にも日本に輸出されていたという、長い歴史を持つ英国のビールです。バス・ペール・エールの歴史や味わいをご紹介します。

執筆者:レゲット川上 由紀子


モルト、ホップ、ミネラル・ウォーターが口の中ではじける

モルト、ホップ、ミネラル・ウォーターそれぞれの旨みが、バランスよく口の中ではじける
バス・ペール・エールの原料は、麦芽、ホップ、水ですが、約9割を占める水はビールの味わいに大きく影響します。たとえば、硬水か軟水かによっても、口当たりや味わいは全く異なってきます。

バス社のブルワリーがあるイギリス中部スタッフォード州バートン・オン・トレントの水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが大量に含まれている硬水。バス・ペール・エールを口にすると、このミネラル・ウォーター感が口の中にいっぱいに広がります。

モルトとホップがバランスよく香るこのビールは、強すぎないモルトとホップに、さっぱりしたミネラル感を特徴とした味わいです。モルト、ホップ、ミネラル・ウォーターは、混ざり合うことなく、バランスよく、口のなかで「はじける」のです。ドライでちょっとワイルドな味わいのビールですが、喉の通りがよく、飲みやすいエールビールです。

アサヒビールが日本への輸入・販売を行っていますので、入手しやすいビールです。エール初心者の方にも飲みやすく仕上がっていますので、是非一度、飲んでみてくださいね。


【バス・ペール・エールを飲んでみたくなったら】
アサヒビールの海外ブランドビールが飲めるお店
ネットでビールを買う

【バス・ペール・エールについてもっと知るには】
バス・ペール・エール 日本語公式サイト
バス・ペール・エール 公式サイト(英語)

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