築地関係者も驚きのネタの豪華さ
前ページのカキフライに勝るとも劣らない人気メニューが
海鮮丼(1000円)。下の写真を見てください。ウニやイクラ、鮪、甘エビ、帆立……などなど、豪華なネタが約10種ものってこのお値段! ネタが豪華なだけではありません。どれも新鮮で脂の乗り具合も抜群。築地で働く魚のプロも「よくこの値段で赤字にならないね」と驚くメニューだそうです。こんなに贅沢なネタをふんだんに使える理由は? と岡田さんに伺ったところ「長年の付き合い」、そのひと言に尽きるそうな。開店から約40年という歴史の重みと恩恵を感じますね。
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ネタはその日の仕入れによって変わります |
売り切れご免のランチメニュー
店内にあるホワイトボードには、売り切れ次第終了のランチメニューが書き出してあります。数種の煮付けや刺身等、どれも気になりますが、岡田さんがすすめてくれた金目鯛の煮付けを選びました。ランチメニューは常連さんの間で特に人気。というのも、みそ汁に変わって三州屋名物の
鳥豆腐がつくからです。鳥の旨味がたっぷりのスープに春菊と豆腐を浮かべたシンプルな一品。スープはクリアでコクがあるのにすっきりとした味わい。春菊のほろ苦さがキリリと舌を引締めます。お好みで特製ポン酢をつけて召し上がれ。体があたたまり、冬場は特に嬉しいメニューです。ちなみに、相席のお隣さんは定食のお供に焼酎のお湯割。でも分かるなあ……その気持ち。
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