デザートからの至福のとき

・アヴァンデセール

デザートの前の一品ですが、こちらにもしっかりと手をかけています。洋梨のゼリーに同じく洋梨のグラニテを重ね、さらにチップを立てた、デザートとしても通用しそうなアヴァンデセール。ハチミツでコクを加味し、さっぱり感と共に次のデザートへ期待感を繋ぎます。

・デザート:ワゴンデセール

デザートはワゴンデセール。フルーツやムースなど、ランチでも10種類を用意していることから、デザートにもしっかり手をかけていることがわかります。ブランマンジェやヘーゼルナッツのケーキなど、素朴なスイーツもしっかりとおいしいのが好印象。

・カフェとプティフール

プティフール
デザートが終わっても、最後まで楽しませてくれるのがグランメゾン。プティフールとカフェで、ティータイムといきましょう。ショコラクッキー、フィナンシェ、ポルボローネと共に落ち着きの時間を過ごせます。

カップは、太陽と珊瑚をモチーフにしたレイノーのクリストバル。いまはまだ寒いですが、春になればテラスでティータイム、というのも良いでしょう。レイノーらしさを表す透明感ある白さが、陽の光に映えます。こういう小物使いにも、グランメゾンであろうという姿勢がしっかり見えます。楽しませてくれるのは、けして料理だけではありません。

グランメゾンとは…

ウェイティングにも使えるバーカウンターも備えています
ウェイティングにも使えるバーカウンターも備えています
ところで、日本語で高級フランス料理店のことを「グランメゾン」といいますが、この言葉はフランス語にはありません。もともとはフランス語のgrande[読み:グランド](偉大な、高級な)とmaison(家、建物)を合わせた和製仏語。味の素晴らしさはもちろん、見た目も美しい料理、折り目正しいサービス、華やかな空間のすべてを兼ね備えた非日常体験こそが、グランメゾンの醍醐味といえます。

「グランメゾンであるかどうかは、本来お客様が決めるべきことですので、自ら名乗るべきではないかもしれませんが…」

サービスの方との話の中で、こんな話になりました。そう、お客様が素晴らしい体験をできたかどうか。そこが大事なんです。しかし、先ほどの控えめな言葉の後に続いたのは、自信と覚悟に満ちたこの言葉。

「しかし、名乗った以上は、『グランメゾン』の名に恥じないような店にしていきたいと思っています」

これまでグランメゾンが少なかった神戸。新しい風が吹き始めています。

レストラン外観
<店データ>
■「グランメゾン・グラシアニ
所在地:兵庫県神戸市中央区北野町4丁目8-1
TEL: 078-262-6650
定休日:月曜日
営業時間:
昼   11:30~14:00(ラストオーダー)
カフェ 11:30~17:00
夜   18:30~21:00(ラストオーダー)
交通・アクセス:阪急・阪神・JR各線三ノ宮駅より徒歩15分
地図:Yahoo!地図情報

HP:グランメゾン・グラシアニ


■シリーズ-趣きのある建物
エピス(フレンチ・出町柳)
ア・プ・プレ(フレンチ・五条)
グランメゾン・グラシアニ(フレンチ・三宮)
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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。