ハンドピックの作業も丹念に。
取材にあたり、本当に多くの京都の珈琲人の方々に
あたたかいご協力をいただきました。
KAFE工船では真摯な焙煎風景を見学させていただいて、
店名が『蟹工船』から名づけられているのは
あながち駄洒落ではないと感嘆したり。
2008年の日本バリスタチャンピオン、岡田さんに
京都の伝統からインスピレーションを得た
ラテアートを描いていただいたり。
また、たくさんの方々に目の前で心のこもった
ハンドドリップを見せていただいたり。
おかげで、単なる京都カフェのガイドブックから
一歩踏み込んだ、
「伝統と革新」を気風としてきた街に根ざす
豊かな喫茶文化、カフェ文化の片鱗を
とらえることができたように思います。
“いちげんさん”にも常連客にも
コーヒー一杯分のおもてなし。
『京都カフェ散歩』は全国の書店やAmazonなどで
好評発売中です。