NYの風を運ぶ人気カフェの1号店
2008年に名物料理「トリュフライス」とともにご紹介した表参道のMERCER CAFE TERRACE HOUSE(マーサーカフェ・テラスハウス)。表参道店のオープンに先立つこと8ヶ月、ニューヨークの街角を吹き抜ける風の匂いを感じられるカフェの1号店は2007年12月、ここ恵比寿の裏通りの一角にオープンしました。
広々とした表参道店とはまた趣の違うこじんまりした空間ですが、ニューヨーク・ソーホー地区に建つThe Mercer
Hotelのロビーラウンジの空気感を再現するというコンセプトは変わりません。
シンプルでスタイリッシュなインテリアと、ソファをゆったり配したBOX席、鏡や小さな裏庭の植栽を効果的に利用した壁面のしつらえが、みじんも窮屈さを感じさせない快適で居心地の良い空間をつくりあげています。余談ですが、「女性が150%可愛く見える」鏡のあるトイレもチャームポイントのひとつ。
深夜の恵比寿で「ラウンジめし」を楽しむ
MERCER CAFEがオープンするのは夕方6時から翌朝4時まで。表参道店のお客さまの中心は、街にショッピングに訪れた人々ですが、恵比寿店のお客さまは界隈で働く人々や恵比寿~白金エリアの住民たちが中心。何気ない日常のシーンの一部として活用されています。
そしてなんといってもMERCER CAFEの魅力は、レストランに負けないクオリティを誇るお料理の数々。
「レストランでの食事に慣れた大人にも楽しんでいただける、高級食材を用いた料理。でも肩の力を抜いて、ドレスダウンしてカジュアルに。それがMERCER
CAFEの『カフェめし』ならぬ『ラウンジめし』です」と、常に快い刺激に満ちた空気を身にまとっているプロデューサーの森野成貴さん。目指すところは「レストランとカフェのまんなか」。
そのおいしさに惹かれて、ご近所の某有名料理店のオーナーシェフも自分のお店のクローズ後にMERCER
CAFEを訪れるとか。次のページで自慢のお料理の数々をご紹介します。