オーナーの楠田康晴さんに、入り口のガラス扉に書かれている文字の意味を尋ねてみました。 「青空の下で食べましょう!というフランス語です。スタッフが手書きしました。明るいテラスで陽の光を浴びながら、ゆっくりとお食事を楽しんでいただけたらと思っています」 YAFFAのテラス席が最も快適な季節はもちろん春からですが、ホテルに宿泊している外国人のお客さまが、深夜に寒くてもテラスで熱い紅茶を飲みながらくつろぐ素敵な光景も見られるそう。 |
元気で安心な野菜をふんだんに使って
ナチュラル・ハーモニーから仕入れる、太陽と土の恵みで育った元気な野菜たちをとびきりおいしい一皿に仕上げるのは、YAFFAの新シェフ、垂石奈々子さん。垂石シェフは大阪のフレンチレストランで4年間活躍したあと、フランスで2年間の修業を重ね、帰国後は西麻布の高級フレンチ、ジョージアンクラブで3年半にわたりさらに腕を磨きました。
「冬野菜の中で特に好きな食材は、さといもやごぼうです」と垂石シェフ。食材の豊富な山形で育ち、毎年秋になると河原で石を組んで火をおこし、さといもの煮物を作ったり、山菜やきのこを料理したりという年中行事を楽しんでいたのだそう。
次ページで、垂石シェフが腕をふるうYAFFAの魅力的なお料理の数々をご紹介します。