毎日通えるリーズナブルな価格
自分がお客さまの立場に立ってみて、毎日通いたいと思えるお店をつくっているという畑さん。その条件は「お値段が高くないこと。いつも少しずつ変化していて飽きないこと」
ワインはスペイン産を中心にグラス500円から、タパス料理も500円から揃っています。今月おすすめのグラスワインを訊ねると、スペインのミディアムボディ「ラッチ・デ・ライム」(700円)を挙げてくれました。フレッシュな酸と果実味、豊かなタンニンが魅力で、スペインの三つ星レストランにも登場しているそう。
お料理はご主人が担当。あるお客さまは「この店の料理は、作った人の気持ちが伝わってくる」と、上京した母親をKayaに連れてきたというエピソードがあります。
人気のタパスは「タコのオリーブ煮」(530円・写真一番上)。タコをアンチョビ、オリーブオイル、白ワインで柔らかく煮込んだ、あつあつの香ばしい湯気があがる一皿。別添えのバゲットをオリーブオイルソースに浸していただくと、いっそう楽しめます。
「自家製ピクルス盛り合わせ」(写真上・550円)は、彩り豊かな野菜たちが甘酸っぱくも旨みたっぷりに変身。ついおかわりしたくなるような逸品です。
なんとなく退屈な夜は、ひとりでも、あるいは友人を誘ってでも、三軒茶屋駅前の未知のエリアに出かけてみませんか。お店が最もにぎやかになる時間帯は夜10時から11時頃。初めてなら、早めの時間に訪れて自分をお店になじませておくと、よりリラックスして過ごせそうですね。