カフェの店内写真

路地裏のダイニングバー&ナイトカフェ

都市生活者の楽しみのひとつは、なかなか全貌を把握できない路地裏をさまよい歩くこと。不透明な都市の謎は、いつも人間を惹きつけてやまないのです。

夕方の散歩者たちが外灯に集まる虫たちのようにして引き寄せられていくのは、小さな飲食店が密集する路地裏。そんなディープな空気の魅力をよく知っているオーナー夫妻が、三軒茶屋駅前の最もごちゃごちゃしたエリアのひとつにダイニングバー&ナイトカフェをオープンしました。

常連客の半数は週に1~2度来店!

Kayaは2005年11月、昼間から営業するカフェとして誕生。その後、夜型生活が多い三軒茶屋のお客さまに合わせて営業時間を遅めにシフトしていき、現在は夕方6時から午前2時までの営業スタイルに。20代~30代の女性のお客さまが足繁く通っています。

「Kaya以外では外食しない」「週に2回はKayaを訪れる」というファンに支えられて、2008年9月には徒歩30秒の場所に2号店となる「Sula(スーラ・スペイン語で小魚の意)をオープン。Kayaがしばしば満席で入れなくなるためにSulaが計画され、こちらはよりバール色を強めているそう。

カフェの店内写真

常連客どうしが仲良くなることも多いKaya。カップルが誕生する確率も高く、これまでに6組のご縁が生まれ、そのうち2組が結婚したとか! じつはひそかにDADA CAFEに並ぶ縁結びカフェかもしれませんね。

とはいえ、オーナーの畑美里さんは「常連客だけで固まっているような“身内カフェ”にはしたくないので、初めての方も気兼ねなくくつろいでいただけるよう、常連の方々とべたべたしたおつきあいをすることは避けて、お客さまはお客さまとしておもてなししています」と、入りやすい空気づくりに心を砕いています。

今回は、心のこもったお料理とワインで三軒茶屋の夜を満喫するための1軒をご紹介します。

▼カウンターの奥に、屋根裏のようなソファエリア