ナミカワさんはスクーリング・パッド卒業後に渋谷、中目黒に飲食店を開き、それぞれを成功させていますが、エビサワさんとの出会いによって、新たにカフェの魅力に開眼することになりました。
そんなナミカワさんがcafe RASHIKUで大切にしているのは、「通常の飲食店であれば、いかにお客さまの回転率を上げるかを視野に入れますが、カフェはそうじゃない。いかに居心地よく過ごしていただけるか、その空間づくりを重視しています」
大きなソファに身を沈め、コーヒーやお酒を囲んで談笑できるスペース。食事しやすい高さのテーブルと椅子が並ぶスペース。自然で目配りのきいた接客。そんな居心地よさが実現している空間は、早くも地元の老若男女の支持を集めているようです。なにしろ、最初に私がcafe RASHIKUを訪れたとき、店内にいたすべてのお客さまがリピーターの方々だったのです。