フレンチカフェは「雑然」が魅力
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窓枠に並ぶ無数のワインのコルク、友人のフランス人が綴ったという窓ガラスの手書きメニュー、ニワトリ型の黒板に書かれた本日のお料理、たくさんの本と積み上げられた雑誌……いかにもフレンチカフェらしいインテリアの最大の魅力は、無造作で雑然としていながら、魅力的な統一感を醸し出していること。
内装がクールでシンプルすぎるとなんだか落ち着かない、整然と片づいた部屋にいるとおしりがもぞもぞしてくる、というタイプの人にとっては、実に心やすらぐ空間です。
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神田のビルの2階に秘密の小パリをみつけました。ソムリエ資格を持つオーナーは原宿オー・バカナル出身。とびきりのデザインカプチーノと自然派ワイン、キッシュが自慢です。
川口 葉子
カフェ ガイド
ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。
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