フレンチカフェは「雑然」が魅力
窓枠に並ぶ無数のワインのコルク、友人のフランス人が綴ったという窓ガラスの手書きメニュー、ニワトリ型の黒板に書かれた本日のお料理、たくさんの本と積み上げられた雑誌……いかにもフレンチカフェらしいインテリアの最大の魅力は、無造作で雑然としていながら、魅力的な統一感を醸し出していること。
内装がクールでシンプルすぎるとなんだか落ち着かない、整然と片づいた部屋にいるとおしりがもぞもぞしてくる、というタイプの人にとっては、実に心やすらぐ空間です。
神田のビルの2階に秘密の小パリをみつけました。ソムリエ資格を持つオーナーは原宿オー・バカナル出身。とびきりのデザインカプチーノと自然派ワイン、キッシュが自慢です。