原宿のオー・バカナルを経て
壁に下がっている黒いベストは、齋藤さんがギャルソンとして活躍していた時代のもの。齋藤さんはパレフランスビルの老朽化により惜しまれつつ閉店したフレンチカフェの名店、オー・バカナルで働き、最後の1年半をギャルソンとして過ごしたのです。
パリに本店のあるカフェ・ド・フロール、ひらまつが経営していたカフェ・デ・プレなど、表参道フレンチカフェ全盛時代に各カフェのギャルソンを体験した齋藤さん。たくさんの楽しいバッジが飾られたベストには、往年のカフェ・ド・フロールのバッジも輝いていました。