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珈琲屋台(コーヒーやたい)ひばり屋…沖縄

那覇の観光の中心地に行ったら、観光客でにぎわう国際通りの路地裏にある、秘密の花園のような屋台コーヒー屋さんへぜひ! 沖縄の風に惹かれて移住した女性店主の笑顔とおしゃべりに和んでくださいね。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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カフェ写真

屋台の場所を移転して、さらに“憩いのコーヒー”に

小さなおいしいコーヒー屋台「ひばり屋」の新しい場所は、国際通りの裏道、カフェが点在する「ニューパラダイス通り」を折れた細い路地。古い民家に囲まれてぽっかりと小さな空き地があり、そこに屋台を出しているのです。

カフェ写真そこは一見、緑のしげる空き地のようですが、目が慣れてくると、雨ざらしの中に幾つもの鳥かごや、もらいものだという古いミシンや、銀色のコーヒー挽き、ティーポットなどがおさまっていることに気づいて胸が高鳴ってきました。それはまるでコーヒーの秘密の花園。

移転のいきさつをうかがうと、小さな屋台を続けていくことの大変さがしのばれますが、おかげで以前の道端より100倍も心地よい場所に巡りあえたようです。オーナーの辻さんの明るい笑顔も以前と少しも変わらず……どころか、いっそう島の人らしくなっていました!

屋台のうしろの淡いミントグリーンの屋根の下にはおばあちゃんがひとりで住んでいて、お天気の良い日はこの空き地に、辻さんやお客さまとのおしゃべりを楽しみに出てくるのだそうです。
「おばあちゃんは、ひばり屋の看板娘なんです(笑)」

手作りの昼寝用ベンチがあまりにも気持ちよくて、思わぬ長居をしてしまいました。次のページで、『カフェの扉を開ける100の理由』に収録したひばり屋さんの物語をお届けします。

▼島風に呼ばれて沖縄へ
カフェ写真

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