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気づかない食物アレルギーを自分でチェック

自分には食物アレルギーはないと思っていた私ですが、軽い気持ちで検査してみたら高反応が! 反応が遅くてゆるやかなために自分では気づきにくい「遅発性」アレルギーについてご紹介します。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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自覚症状のない食物アレルギー

今までずっと、私には食物アレルギーはないものと思っていました。ところが先日、いたって軽い気持ちで検査を受けてみたところ、何種類かの食べものに対して隠れたアレルギーを持っていることが発覚したのです。ちょっとばかり衝撃の事実でした。

なんと、私の隠れアレルギーは牡蠣! そして昆布! 検査結果レポートに目を疑いました。牡蠣にあたって苦しんだ経験など一度もないのですよ? 「オイスター・マラソン」と称して、オイスターバーで世界各地の生牡蠣を大量に食べるのが好きですし、それがもとで体調を崩した記憶もありません。それでも、しっかりと高いアレルギー反応が出ていたのです。驚きました。

広く知られている蕎麦のアレルギーなどは、すぐに激しい反応があらわれるので自覚しやすいのですが、いっぽうで、反応が遅くてゆるやかなために気がつきにくいアレルギーがあるのですね。それが「遅発性」と呼ばれるアレルギー。じつは、このアレルギーが慢性的な身体の不調、憂鬱な気分などの原因にもなるのですって。

私の体調はいつも安定した低空飛行。つねに低めをキープしていて、急に寝こんだりすることはないかわりに、さわやかな絶好調になることもありません。この「おだやかな不調」が、日常的に摂取している食べもののアレルギーに関係するかもしれないことは、充分に考えられますね。

自宅で検査してみました

今回の記事では、このアレルギー検査の体験をご紹介します。食物アレルギーの症状と改善例については、このページで説明されています。アトピー、うつ病、慢性の頭痛、便秘、中耳炎、喉の炎症……思い当たる項目はありますか?

私が試したのは、自宅で気軽に本格的なチェックをすることが可能な食物アレルギー検査キット「アレル・チェック」。アメリカ、シアトルにある臨床研究所、USバイオテック研究所の日本語サイト「クインテッセンス」から申し込むと、上のような検査キット一式が送られてきます。しっかりバンドエイドまで同封されていました。

▼コーヒーを飲みながらチェック
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