その一皿が運ばれる光景を想像しながら
「お客さまが召し上がっている姿を想像しながらメニュー作りをしています」そう話してくれたのは、ROYALの時代からキッチンを担当してきた北里みのりさん。
「女性ひとりでも気軽に食事ができるというコンセプトを大切にしながらも、ボリュームがあってきちんと満足できるごはんもの、男性がグループで訪れて取り分けて楽しむことができる一品料理など、それぞれのシーンに対応できる品揃えにしています」
自慢料理のひとつは試行錯誤を重ねたハンバーグ。ROYALではしっかりしたデミグラスソースのハンバーグが人気でしたが、mid.ではお肉そのものの味を際立たせ、牛ひき肉と豚ひき肉にあめ色に炒めた玉ネギを加え、セロリソルトやホワイトペッパーなどのスパイスを効かせておいしさを引きだしています。これはランチにも登場して、お得な一品に。
「アジアンサラダ」はサニーレタスに海老と厚揚げをのせ、ショウガ、レモングラス、豆板醤、ナンプラーを香らせたボリュームたっぷりのおすすめメニュー。こちらは2名以上で取り分けるとちょうどいい量です。
パティシエが作る季節のスイーツの一番人気は「キャラメルバナナタルト」。オーソドックスな定番ケーキにもひと工夫加えることを心がけているそうで、チーズケーキも濃厚なのにすっきり感があり、食べ飽きない味わいです。
独自に輸入している紅茶各種は、オリジナルのラベルが楽しくて気軽なプレゼントにも使えそう。レジ横に並んでいて、いつでも購入することが可能です。