ボウルズカフェの写真

二人の女性オーナーが作る、のびやかな空気

新宿の「丸井in The ROOM」のほど近く、新宿御苑の緑に面した静かな通りに、女性二人が営むこじんまりしたカフェがあります。休日はカップルや女性どうしなど二人連れのお客さまが多く、1日じゅう人の出入りが絶えないこのカフェも、平日の夕方はひとりで訪れる人々の天国。本を読んだり、愛犬の頭を撫でたりしながら、思い主にひとりの静かな時間を楽しんでいます。

どういうわけか、私がカフェを訪れるときには、誰もまったく意図しないのに「常連客の中でも、とりわけ常連のお客さま」が偶然に集合してしまうことがあります。カフェの天使のいたずらとしか思えないそんな時間を、このBOWLS cafeでも体験しました。

ボールズカフェ店内写真

「また明日ね」と言って帰るお客さま

チワワを連れた若い女性客と、フレンチブルドッグを連れた50代の女性客。それぞれが犬を連れてひとりで訪れ、ほんとうにリラックスしてカフェの時間を楽しんでいます。二人のオーナーと気のおけない会話をかわしたり、友達と待ち合わせをしたり。犬も人間もお行儀よく、けれども心からくつろいでいることが伝わってきます。まるで第二の自宅のよう。

「じゃあまた明日ね」
50代の女性客はそう言って帰っていきました。彼女は1週間に3~4回はこのカフェにやってくるといいます。オーナー二人が自分たちでデザインと設計を考えた空間が、よほど居心地が良いのでしょう。
見せる収納が工夫された食器や雑貨の魅力、窓辺の小さなソファ、こまごまと女性的なのだけれど可愛らしすぎない、甘すぎないバランスの良さ。大工さんに作ってもらったという長い木製のベンチは、腰掛け部分が蓋になっていて、椅子の中にたくさんのものを収納することができます。

▼そんな場所を作っている二人は、元アパレル会社の同僚