カフェ/池袋・駒込・上野・浅草のカフェ

VCROP cafe(ヴィークロップカフェ)…池袋(2ページ目)

池袋西口エリアに男性オーナーによる”カフェらしいカフェ”が誕生。VはヴェジタブルのV、そして坊主刈りのV? 丁寧な手作りごはんが自慢です。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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VCROP cafe外観

自作のインテリアはシンプルに

オフホワイトと茶色をベースにした内装は、ほとんど猪本さんが自ら手がけたもの。イメージ通りのサイズのテーブルが見つからなかったからと、木のテーブルを作ることから始まり、壁の漆喰、床、外壁の塗装、トイレのタイル貼りまでおこなったそう。
「ごちゃごちゃした雰囲気は好きではないので、シンプルな作りにして、ナチュラル感、清潔感を大事にしました。小さな空間ですから、隣の席の視線が気にならないような配置も心がけています」

VCROPのVはヴェジタブルのV

店名のVCROPは、CROP(作物、収穫物の意。”刈り上げ頭”の意味も)の頭に「V」をつけた造語。このVはヴェジタブルのVだといいます。猪本さん自身が野菜好きであることこと、野菜不足になりがちなお客さまのために、できるだけきちんと野菜を取り入れた献立を用意したいという願いがこめられています。

「おすすめのメニューはカレー。 トマトベースでチキン、ひき肉、ひよこ豆を入れ、隠し味にアーモンドプードルを加えたものですが、これについてはオープンに向けて何ヶ月もの間、何度も何度も試作して完成させたレシピで作っています。 完成したときには試食のしすぎて匂いをかぐのも嫌なほどでしたが(笑) 」

「本日のごはん」は和洋中のヴァラエティに富んだ丼ものが中心で、「タイ風ひき肉のサラダごはん」「酸辣湯スープごはん」など、お料理好きの猪本さんが工夫を凝らしたメニューが1~2日ごとに替わって登場します。なんとまだ7月のオープンから同じメニューが繰り返されたことがないそう!

▼池袋ならではのこんな光景も…

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