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コーヒーカップ4杯分の小さな物語

4人の女性が【コーヒー】をテーマに短編小説を書き下ろしました。私もおばあちゃん2人が営む古い喫茶店を舞台にした小さな物語を書いています。カフェでの読書に、こんな本はいかがでしょう。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

カフェのテーブルに本をひろげて、コーヒーの物語を読む

4人の女性がコーヒーをテーマに小さな物語を紡ぎだしました。
忙しい日常のあいだにほっと一息つくように、少し耳を傾けてみてください。
あなたのそばにもきっと素敵なコーヒーの物語があるはずです。

コーヒー本の表紙

【タイトル】 コーヒーカップ4杯分の小さな物語~ 4 cups of stories ~
【著者】 佐藤嗣麻子/川口葉子/青目海/柚木恵
【出版】 書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)
【定価】 1,260円(本体1,200円+税)
【発行】 2006年10月22日

全国の書店、書肆侃侃房Webサイト、Amazonなどでおもとめいただけます。

もくじ

cup 1 ……『ストレンジャー・イン・パラダイス』 佐藤嗣麻子
cup 2 ……『すみれの珈琲、れんげのゼリー』 川口葉子
cup 3 ……『モイーズ・モナムール モカマタリの誘惑』 青目 海
cup 4 …… 『雨の日はキリマンジャロ』 柚木 恵


著者紹介

○佐藤嗣麻子(さとうしまこ)さんは大活躍中の監督・脚本家。最近の作品ではTVドラマ『アンフェア』が鮮烈な印象を残しましたね。

○青目海(あおめうみ)さんはポルトガル在住の脚本家・ライター。少し不思議なこの名前の名付け親は寺山修司。青目さんは劇団天井桟敷の創立メンバーなのです。著書に『極楽ポルトガルの暮らし方』など。

○柚木恵(ゆずきけい)さんは詩人・ライター・編集者。著書に福岡の喫茶店を舞台にした小説集『珈琲日和』など。


ふたりのおばあちゃんが営む、古びた喫茶店の物語

私の短編『すみれの珈琲、れんげのゼリー』は、東京のある町の路地裏にたたずむ小さな喫茶店を舞台にしました。店主はもうじき80歳になろうとする姉妹です。
話者は失恋したばかりの若い女性。小雨が降りだした肌寒い夕方、偶然にその喫茶店の扉を開けた彼女は……。

▼物語の最初の2ページをご紹介します。


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