古書店や古道具屋の並ぶ狸小路に

「良い古本屋の近くには良いカフェがある」というジンクスは、カフェ好きなら一度は耳にしたことがあるはず。札幌カフェシーンの牽引役のひとつFAB cafeも、古書店やリサイクルショップが軒をつらねる狸小路の8丁目に位置していました。

今回の旅で訪ねたかったのは、FAB cafeの2階にオープンした雑貨喫茶。FAB cafeの入り口横の狭い階段に、「十一月」と書かれた小さな黒板がありました。階段は、ところどころに古箱や錆びた道具類、小さな植物を配しながら薄暗がりへと上がっていきます。こんな入り口を持つカフェは良いカフェに決まっている…と思いながら一段ずつ上がっていくと、想像以上の空間が待ち受けていました。

細長い釣り針のような形をした店内。中央にカウンターが設けられ、入って左手は古雑貨がところ狭しと並ぶ雑貨スペース、右手がカフェのスペースです。ちょうど釣り針の先端にあたる部分の床には、お風呂だった痕跡なのかタイルが貼られていました。

▼昭和の匂いがする古雑貨の数々。