GROMのこだわり
最適な温度を保つCARAPINA(カラピーナ) |
Q.ジェラートを保存するケースは、日本ではあまり見かけないものを使用されていますが、どのような物か教えていただけますか?
これはCARAPINA(カラピーナ)というケースで、とても高価なものでイタリアでもオールドスタイルになります。ジェラートが外に見える方が見た目には華やかですが、味が一番と考えている私たちにとっては必要不可欠です。周囲には冷たい水が流れ、最適な温度で保たれるような仕組みです。 温度は「ジェラート」、「ソルベ」、「パンナモンタータとグラニータ」の3つに分かれてあり、それぞれに適した温度に保たれています。 (粘着多糖剤を使用しなくても口当たりが滑らかなのは、CARAPINA(カラピーナ)の温度管理によるもの。それによって、冷たくなりすぎず固まりすぎないようです。)
Q.自社農園mura muraでは何が作られているのですか?
最高レベルの専門家やトリノ大学の協力のもと、環境に一切影響を与えない、自然に十分に配慮した伝統農法による農業技術の開発に成功しました。 コスティリオーレ・ダスティのmura mura農園は、こうして誕生。今では、メロン、イチゴ、洋ナシ、アプリコット、桃、イチジクが栽培されています。
旬のものしか使用しないため、例えばイチゴならば春~6月までの限定。7月からは販売しません。 秋にはリンゴや洋ナシを使用し、一年を通して使用するフルーツはレモンだけです。
いずれ、牛も150~200頭飼う予定で、餌にもこだわり最高の生乳をジェラートのために生産しようと考えています。
次のページでは、Gelato(ジェラート)についてご紹介します。