シュークリームのルーツ
シューがどのようにし生まれたのか、いくつかの説があります。「オーブンのない時代、油で揚げたシューが初め」とも言われています。またマッシュポテトと玉子を混ぜ合わせ、オーブンで焼き上げたものを、フランス語でキャベツという意味の「シュー(choux) 」と呼び、その後マッシュポテトの代わりにホワイトソースと卵を混ぜて焼いたものが現在のシュー生地になったと言われています。シュークリーム?
「シュークリーム(choux ceam)」はフランス語?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがフランスでは「シュー・ア・ラ・クレーム (Choux à la crème)」と言います。またドイツでは風袋という意味の「ヴィントボイテル windbeutel」、アメリカでは「クリーム・パフ (Cream puff)」、イギリスではシュー・ペストゥリー「(choux pastry)」とそれぞれ別の言い方で言われています。 尚、英語圏で「シュークリーム(choux ceam)」と発音すると、「Shoe Cream」=「靴墨」と思われるのでご注意を!誰からも愛されるシュークリーム
各国に名前があるのは、世界中から愛されている洋菓子だという証拠でもあります。また家庭でも簡単に作れるお菓子というのも理由のひとつ。
「一度作ったら、しぼんでしまった…」
「作るの難しそう…」
そう思われる方は、是非一度このレシピをお試しください。
貴方の得意なお菓子になってしまうかも!
ちょっと工夫すれば、手土産にもピッタリです。
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下井 佳子著
文化出版局
より詳しいレシピ、シューのバリエーションはこちらの本をご参考ください。シューの秘密を明かし、失敗しないこつとポイントをわかりやすく解説しています。
次のページで、シュー生地の基本の作り方(レシピ)をご紹介します。