ラーメン/ラーメン二郎

二郎系ニュース こじろう@雪が谷大塚

武蔵小杉の「ラーメン二郎」店主が息子に店を任せて、新しく店を構えた。醤油はこれまでの二郎ベース、そして二郎系にはなかったタイプの塩を発売。他に二郎系の移転・新店ニュースを。

大崎 裕史

執筆者:大崎 裕史

ラーメンガイド

オールアバウトでも「二郎系」の記事は人気がある。かくいう私も二郎系は大好きだ。ジロリアンというほどではないが・・・。

さて、ここのところ二郎界隈が賑やかである。二郎インスパイアの出店が相次いだと思ったら、武蔵小杉にある「ラーメン二郎」の店主が別ブランドの店を出したり、移転があったり、新店オープンがあったり。

そのあたりの情報を紹介しておこう。まずは武蔵小杉にある「ラーメン二郎」の店主が店を息子に任せて、自分はこちらに専念とばかりに新たにオープンさせたのが「らーめん こじろう」。これがまたなかなか私好みの店なのである。

ラーメンコレクターである私は同じ店に通うよりも他の新店とか新メニューを食べに行くことの方が優先順位は高いのだが、この店へは2週間で3回も行ってしまった。その3回の実食をレポートしてみる。

基本の醤油味は二郎風

こじろう
526正油らーめん 600円
二郎系の新店と聞いてそんなに遠くないこともあり急いで訪問してみた。事前のネット情報などで塩ラーメンを注文しようと心に決めていたが頼んだらすでに売り切れ。。。結局、いつも他の「ラーメン二郎」で食べているのと同等メニューと言える「526正油豚増しらーめん」700円を注文。

チャーシューは脂身が多くアブラミーナには涎物。麺は二郎系の中では細いように思うが(少し平打ち)噛むとパツパツ切れる感じが好みのタイプ。スープはいわゆる二郎(と言っても店ごとに味が違う)。これはなかなかウマイ。ジロリアンを満足させる新店と言えよう。こうなると他の二郎系との差別化と言える塩ラーメンを食べに来ないとなぁ~。


二郎系には珍しい塩らーめんはオリジナル

塩らーめん
526塩らーめん(鯛バージョン) 700円
前回食べて数日しか経ってないのに、どうしても塩ラーメンを食べたくなりまた来てみた。この塩ラーメンはすごい。とても二郎系とは思えない対極にあるようなラーメン。これはヤバウマ!しかもお得感250%。なんつっても具がすごい。卵のみを使った揚げ物、チャーシュー、竹の子、ハマグリ(アサリの日もあったらしい)、白髪ネギ、他にも。スープには鯛を使っている清湯。麺は細めのやや平打ち。出来上がり直前に「柚子入れますか?」のコール。いやはや、びっくりした。


塩らーめんは時々入る「鱸(スズキ)」を使う場合もある

526塩らーめん
526塩らーめん(スズキバージョン) 700円
早くも3回目の訪問。コレクターはリピートしない、という説を打ち破ってしまった。というのには訳がある。1回目は醤油(二郎風のラーメン)、2回目はまったくタイプが違うというので塩ラーメンを。そして今回は・・・。

通常、塩ラーメンは鯛を使っているのだがたまぁ~にスズキを使うとのこと。今日がその日だ。どれくらい知られてるのかわからなかったので早めに行ったら一番乗りだった。スープはさすがに店主が自慢するだけのことはあって凄くおいしい。麺の量で迷いがあるらしいが私は少なめがスープに合ってると思う。今後、微調整が入りそう。しかしスズキは天然物を使っているので入荷の日は前日くらいにならないとわからないらしい。難攻不落のメニューになるかも?



<店データ>
■らーめん こじろう
所在地:大田区雪谷大塚町7
営業時間:11:30-14:00、17:30-22:00(いずれも麺切れ終了)
定休日:火曜
地図:Yahoo!地図情報
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