そして今回も2002年2月に都電早稲田駅前で復活。壁は黒塗りで看板も何もない、あるのは牛の頭骨だけ。いわば「がんこ」のスタイルである。しかし、今回はさらにいたずら心を発揮してきた。新店の“イタズラ”は「入り口が見当たらない」のである。さて、どうやって入るのか?それは行ってからのお楽しみ。
一度目はしょっぱくて残してしまうほどに味が濃い。しかし、二度三度と食べていくうちに、しまいにははまってしまい抜け出せなくなってしまう。だから「悪魔」なのだそうだ。
しかも、この「悪魔」は毎回、素材を変えて出してきた。例えば、ダシに使う材料がズワイガニ、伊勢エビ、スッポン、上海ガニ等々。これらの材料を聞くだけでも涎が出てきそうだ。毎回材料が変わったので、ついつい通ってしまうのである。これも“がんこマジック”なのかもしれない。