ラーメン/東京のラーメン

元祖一条流がんこ総本家の限定ラーメン、3月はコレ バナナスープの悪魔ラーメン!?(2ページ目)

2/16に新規開店した「元祖一条流がんこ総本家」では、通常メニューが“新悪魔味”オンリー。『悪魔』ってなに?『がんこ』ってなに?その質問にお答えします。

大崎 裕史

執筆者:大崎 裕史

ラーメンガイド


 
  
 
「総本家」って、どこにあるの?
元々、早稲田通り近くで総本家としてやっていたが2001年12月で本人は退き、弟子に西早稲田店として譲り渡してしまった。家元は過去に行列店を作っては、何度か姿をくらましたことがある。そのたびにこっそりと新店を出し、またまた行列店になっていくのであった。

そして今回も2002年2月に都電早稲田駅前で復活。壁は黒塗りで看板も何もない、あるのは牛の頭骨だけ。いわば「がんこ」のスタイルである。しかし、今回はさらにいたずら心を発揮してきた。新店の“イタズラ”は「入り口が見当たらない」のである。さて、どうやって入るのか?それは行ってからのお楽しみ。

 
  
 
「悪魔」って、なに?どんな味?
「悪魔」とは一体なにか?前の店(現西早稲田店)で月に一度、イベント的に出していたメニュー。本人が子供の頃によく食べていた味を再現したものらしい。普段のラーメンも強烈だが、このラーメンはその比ではない。タレの量を間違えたんじゃないかと思うほどだ。

一度目はしょっぱくて残してしまうほどに味が濃い。しかし、二度三度と食べていくうちに、しまいにははまってしまい抜け出せなくなってしまう。だから「悪魔」なのだそうだ。

しかも、この「悪魔」は毎回、素材を変えて出してきた。例えば、ダシに使う材料がズワイガニ、伊勢エビ、スッポン、上海ガニ等々。これらの材料を聞くだけでも涎が出てきそうだ。毎回材料が変わったので、ついつい通ってしまうのである。これも“がんこマジック”なのかもしれない。

■「がんこ総本家」の“悪魔”(旧バージョン)■
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