シンガポールキュイジーヌ「マイハンブルハウス」
「マイハンブルハウス」窓側席 |
シンガポールでオンリーワンの「マックス ブレナー」、ノーミルク、ノーバターの「ザ・クッキー・ミュージアム」、スイスの原料を使うチョコレート専門店「チョコズ」同様、シティホール駅からつながるエスプラネードにあるのが、「MY HUMBLE HOUSE(マイハンブルハウス)」。ハイセンスな雰囲気と料理が人気のシンガポールキュイジーヌレストランです。
最も印象に残った料理は「蟹と生姜のスープ」
辛い、酸っぱいが混じり合う「蟹と生姜のスープ」 |
こちらのランチコースの中で、最も印象に残るのが、「蟹と生姜のスープ」。辛くて、酸っぱくて、優しくて、やめられなくなる味つけもそうですが、目を引いたのが、お皿のまわりに散らされていた、生姜の花。
「ラッフルズ・ホテル」の中庭で見かけた生姜の花 |
ピンクジンジャーという名前は、ハーブコーディアルでよく耳にしていましたが、今まで生で生姜の花を見たことは皆無。しかもそれが食べられるとは。
この生姜の花を見たのは、「ラッフルズ・ホテル」の中庭。約60店が軒を連ねる「ラッフルズ・ホテル・アーケード」に寄る、舗道の片隅に当たり前のように咲いています。でも、その美しさと言ったらもう。鼻を近づけても、香りはほとんどしませんでしたが、お皿の上だと、ほのかなスパイス香を漂わす、おいしい香りになのですよね。
レモングラスとライムでくっきり際立つ味わい
レモングラスが効いた、爽やかなゼリー |
また、マンゴー、ストロベリー、グレープが添えられたデザートの「レモングラスのゼリー」も、ゆるい口あたりとは裏腹に、緑茶をシャープにしたような鮮烈な味わいで魅力。さらにその輪郭は、ライムソルベを一緒に口にすることで、くっきりと際立つのです。
左上から時計まわりに。チリソースをかけたアミューズの豆腐。前菜「海老のシトラスクリーム」。タラのような味の川魚とキノコで仕上げたメイン。椎茸と葱をのせたチキンライス |
その他、アミューズには、お米ととうもろこしで作ったカップに卵の白身を入れたものと、チリソースをかけたお豆腐。
前菜には、カレーリーフをあしらった、シトラスクリーム仕上げの海老。添えられているのは、日本のお酢を使ったというイチゴとブドウのサルサ。メニューだけ見ると、それぞれレモン、お酢と酸味を使っているため、うまくまとまるか、いぶかりましたが、その酸味は全く別物。海老のプリプリ感も手伝い、甘酸っぱさとまろやかさを、存分に楽しめました。
銀座、丸の内にもある「マイ ハンブルハウス」
シンガポールの「マイ ハンブルハウス」のテーブルセッティング |
こちらの日本初上陸は、銀座の「MY HUMBLE HOUSE TOKYO(マイハンブルハウス トウキョウ)」。また、2009年9月3日に開業した、「丸の内ブリックスエア」には、「マイ ハンブルハウス」がプロデュースする、エスニックパブラウンジ「ANTHEMBLE by My Humble House(アンセンブル バイ マイハンブルハウス)」もオープンしています。
クリスマスinシンガポール~スイーツ編~
シンガポールガイドサイト
シンガポール政府観光局 公式HP
「マイハンブルハウス」を展開する「TUNG LOK グループ」 公式HP(英語)
次ページでは、スパ施設「ハウス・アンド・ビューティ・エンポーリアム」内の「BARRACKS(バラック)」をご紹介します!