滞在中、最も気に入った「KPO」。
「KPO」外観 |
今回のシンガポール滞在で、最も気に入ったレストランが、ドービーゴート駅とサマセット駅のちょうど中間あたりにある「KPO(ケー・ピー・オー)」。2009年6月にオープンしたばかりのコンフォートカフェです。
左上から時計まわりに。1F席。1F席から見える郵便局の様子。1F席。2F席から見下ろした1F席 |
おもしろいのは、1960年頃に建った国宝にも選ばれている郵便局の建物を、半分だけ改装していること。なので、フロアの半分は、今だ郵便局のまま。その一部がオープンのため、カフェ席からも、営業中の郵便局の様子が見えるという、類を見ない環境です。
左上から時計まわりに。1Fテラス席。バジルとポークをのせた窯焼きピッツァ「ザ・ヨークシャー」。2Fテラス席から一望するナショナルパーク。1F席で飲んだコロナビール |
席は、1、2Fとも、カウンター、テーブル、テラス席で構成。2Fは以前、ポストマンの休憩室だったそう。また、隣りがナショナルパークのため、奥のテラス席に座ると、緑を一望できる最高のロケーション。オーチャードロード側のテラス席に座れば、今ならクリスマスライトアップも眺められます。
料理が抜群においしいオールドニュースポット!
とろっと卵が流れ出す「エッグ・ベネディクト」 |
と、ハード面の良さばかりを先にご紹介しましたが、こちらは料理も抜群においしい上、スタッフも気さく。ひと口に言えば、料理はビールのつまみに最適な感じ。
パンにビーフハンバーグをのせた「パティ・メルト」 |
パンにビーフハンバーグをのせ、チップスをどばっとのせた「パティ・メルト」をはじめ、とろっと卵が流れ出す「エッグ・ベネディクト」、バジルとポークをのせた窯焼きピッツァ「ザ・ヨークシャー」、懐かしい匂いのパンケーキなど、どれをオーダーしても、顔がほころぶばかり。
懐かしい匂いのパンケーキ |
でも、それだけではなく、シンガポール名物の焼きそば「ホッケンミー」などのローカルフードもちゃんと用意されています。なので、もう少し日数があったら、シンガポールの憧れの紅茶ブランド「TWG Tea」のように、リピートしていたのは間違いなし。
デザート「ピーカンパイ」 |
また、一番人気のデザートは、「ピーカンパイ」。パイは、ずっしりと重い見た目ですが、しつこくない甘さで軽く仕上げてあるのが特徴。添えられていたカモミールとはちみつのアイスクリームとも、優しくまとまっていました。
どの席に座ろうか迷う楽しみと、メニューを選ぶ高揚感。食もさることながら、その黒い建物は、思わず写真に収めたくなる、オールドニューなスポットです。
クリスマスinシンガポール~スイーツ編~
シンガポールガイドサイト
シンガポール政府観光局 公式HP
KPO
次ページでは、ニュージーランドのシェフが腕をふるう「The Nautilus Project(ノーチラス プロジェクト)」をご紹介します!