2009年9月10日、表参道店が移転オープン!
新しい表参道店の外観。 |
1977年創業の「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は、「ガナッシュの魔術師」と称されるロベール・ランクス氏が、パリのフォーブル・サントノーレに開いた高級チョコレート専門店。
日本への初上陸は、1998年11月の表参道店。その後、カウンター席を併設した丸の内店もオープンし、「パークール・イニシアティック」と呼ばれる、本場パリ同様のショコラセミナーも開催しています。
待望のカフェスペースも併設。
新しい表参道店の1Fのショップ。 |
そんな「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」が、2009年9月10日、表参道店を移転オープンしたのは、「Aoビル」に程近い青山通り沿いの角地。以前はショップのみでしたが、新店舗では、2Fに17席から成る待望のカフェスペースも併設。1Fのショップとともに、ゲストの期待に応えます。
コンセプトは、「五感を呼び覚ます」「自由」「温かみのある高級感」。それを表現する店内は、ショコラ界をリードする存在らしく、落ち着きのあるチョコレートカラーが基調。壁材となった細い節目の入ったライトベージュのナラ材が、モダンな光ファイバー照明と溶け合い、温かみのある空間を創り出しています。
石のオブジェは、シンボルマークの農耕具。
シンボルマークの石の農耕具。1Fショップ一番奥の壁に飾られています! |
目が留まるのは、ショーケースを彩る美しいチョコレートもさることながら、1Fの壁面に飾られた石材のオブジェ。こちらは、ランクス氏が提唱する「絶えることのない真実の追求」と「気高い気品」を表現した、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のシンボルマーク。アステカ文明期にカカオ豆を挽くために用いられた農耕具「メタテ(臼)」と「メトラピリ(すりこぎ)」が、モチーフとなっています。
注目は先行販売の新メニュー「フラッペ・グワヤキル」。
プレス発表会で「バニラ風味のキャラメル・ショコラ・ショオ」のデモンストレーションをする、ジル・マルシャル氏。 |
今回の表参道店移転に際し、企画からレシピ製作までのすべてにおいて、指揮を執ったのが、2年前、ランクス氏の意を継ぎ、クリエイティブディレクターに就任した、ジル・マルシャル氏。
注目は、新メニューとして先行販売する「フラッペ・グワヤキル」。バニラ風味のショコラドリンクとチョコレートアイスクリームを混ぜたフラッペです。
この他、カフェでは、濃厚な味わいで人気のホットショコラ「ショコラショオ」をはじめ、マカロン、チョコレートタルトなどパティスリーの他、ボンボン・ドゥ・ショコラ、エスプレッソコーヒーなどを用意。紅茶は、「マリアージュ・フレール」で統一されています。