世界の賞賛を集めるポール・ボキューズ氏のレストラン。
デザートメニューの中から チョコレートのフォンダン 1,500円 |
1965年以来、三ツ星を維持するフランス・リヨンの「レストラン ボキューズ」。世界の賞賛を一心に集めるポール・ボキューズ氏のレストランです。
その海外初進出店ブラッスリーとなるのが、国立新美術館3Fの「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」。ポール・ボキューズ氏の真のフランス料理を手頃な価格でいただけるのが魅力です。
そのため、週末のランチ時などは、入店を待ちわびる100人以上の列が出来ることも。なので、今回は展示スペースが閉まった後のディナータイムにお伺いしました。
ブルゴーニュ産の赤ワインで煮込んだトロトロ感。
ホロッと崩れるホホ肉が美味しい赤ワイン煮。 |
ナイフを入れるまでもないほどやわらかいホホ肉を堪能するのは、やはり赤ワイン煮が一番。3時間じっくり煮込んだブルゴーニュ産赤ワインの味わいとトロトロとした食感は、思わず至福の溜息がこぼれます。
リヨンの伝統料理が並ぶメニューは迷うことも楽しみ!
ワッフルがリヨンでは昔ながらのゴーフル。 |
ゴーフルと言うと、甘くて白いクリームを挟んだ欧風煎餅を思い浮かべますが、運ばれてきたのは、チョコレートソース、りんごのジャム、生クリームの3種類のソースが添えられたワッフル。
リヨンでは、日本人が思っている蜂の巣状に焼いたベルギーワッフルをゴーフルと呼ぶようです。
たっぷりのクルトンが添えられた栗かぼちゃのスープ。 | 嶋さんがオーダーしたタルタルステーキ。大好きな逸品だそう。 |
また、「リヨン風サラダ」と「タルタルステーキ」は、今回お食事をご一緒させていただいたフレンチガイド・嶋啓祐さんが、記事「ポール・ボキューズ ミュゼ(六本木)」でご紹介しています。
リヨンと同じメニューがいただけるのも六本木の魅力!
この取材の前に、一度プライベートでも行っているのですが、その時のメニューはこちら!市松模様が美しい、牛肉と野菜のゼリー寄せ“ブッフ・ア・ラ・モード”。 | リヨンの伝統的料理、リヨン風白身魚の軽いクネル。 |
「牛肉と野菜のゼリー寄せ“ブッフ・ア・ラ・モード”」と「リヨン風白身魚の軽いクネル」。
煮込んだ牛肉と野菜が市松模様に仕立てられたゼリー寄せは、パッチワークのようにきれいで、ア・ラ・モードという名前がピッタリな目にも楽しい一皿。そして、スズキやホタテのすり身をエビのアメリケーヌソースでいただくクネルは、リヨンの伝統的料理のひとつです。
“ムッシュ ポール ボキューズ”のクレーム・ブリュレ。 |
なので、前菜1品、メイン1品、デザート1品をオーダーすれば、かなりの満足感。お魚もお肉も食べたいなら、一緒に行った人とシェアするか、もう一度リピートするのが得策です。
前菜1品、メイン1品、デザート1品がオーダーの目安!
ちなみに、この日一緒だった一人暮らしの楽しみ方ガイドの河野真希さんは、下記を頼んでいました。お皿いっぱい敷き詰められた、フレッシュサーモンのマリネ ディル風味。 | 今回のメニューの中でも特にボリューム満点! 鶏肉のクリーム煮。 |
「フレッシュサーモンのマリネ ディル風味」と「鶏肉のクリーム煮」。量が多いと言いながらも、頑張って平らげていたので、とても美味しかったようです。
次ページでは、「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」をプロデュースしたひらまつグループの今年新たにオープンした5店と6月のオープンを控える新レストランに迫ります!