その差は目の前の相手だけか?
オンラインとライブの決定的な差。双六屋はこれまでは、対戦相手が目の前にいるかどうかだと思っていました。相手の表情、息遣い、体温、緊張感が、すぐそこに感じられるほどの距離でテーブルを囲む。
これこそがライブ対戦の醍醐味であり、オンライン対戦との唯一の違いであると。
しかし小泉先生のおにぎりの件を読んで、違いがまだまだあったこと気づかされました。
ボードゲームは手でも愉しむものだ
ゲームはコンポーネントを触ったときからすでに始まっている! |
ダイスを振り出す。
駒を移動させる。
これら、手からの触覚からもたらされる情報も、プレイ感を構成する重大な要素だったのです。
考えてみれば、よくできたコンポーネントというのは、眺めて愉しむのはもちろんですが、触ったりしているだけでも愉しい。
ライブ対戦は、様々な感覚を総動員して遊ぶものでした。
そう考えると、コマの重量や、タイルの厚み、ダイスの手触りさえも愛おしく思えてきます。
これまではあまり、意を注いでこなかった、触覚ですが、今後は皮膚感覚も研ぎ澄まし、ゲームに臨んでみようと思いました。