手づかみならではのおいしさ

小泉武夫著『不味い』
発酵学の権威であり、食に関する数々の著書でもお馴染みの小泉武夫先生。

『不味い』(新潮文庫)という書籍では、食欲を発揚するのは、食物の匂いや味や歯ごたえだけではなく、手の触感も重要であるということがこう述べられています。

「皿にのせてから箸を使って食べてごらんなさい。おむすび本来の味というのがまったく出てこない」

確かに、指摘されてみると、箸で食うおにぎりが、なんとなく味気ないのは、触覚の部分を省いてしまっていたからだと今更ながら教えられました。

そしてこの部分を読んで、ボードゲームに関しても、同じように思い当たることがありました。

オンライン対戦とライブ対戦の違い

IT技術の著しい向上により、現在は、数多くの名作・傑作ボードゲームがオンライン対戦可能です。

また、毎年、視覚面や操作性もどんどん発展し、その快適度は増すばかり。

もちろん双六屋もこれらの恩恵にあずかったことがありますし、オンラインゲームを通じで知り合いになった友達もいます。オンライン対戦が愉しいのは間違いありません。

それでもオンライン対戦と、実際に生で顔を突き合わせ遊ぶライブ対戦は、あたりまえですが、まったく別物です。

その差の正体は⇒