ギャンブルとはそういうものだ
双六屋は、普段、ギャンブルをほとんどしません。それは単に臆病だからなのですが。だからこそ、ギャンブラーが、眉一つ動かさず鉄火場に赴き、顔色一つ変えずに大金を賭して戦う姿に羨望と嫉妬が入り混じった感情をもちます。
高い確率で予想できる場合がある。これが本当に予想なのか、期待なのか、結果論なのかは分からないが、それでいい。ギャンブルとはそういうものだ
ギャンブルがこの世にあり、これをする者としない者がいる。それだけのことでしかない
伊集院 静(作家)
『PLAYBOY 日本版 No.391 8月号』(集英社)
『PLAYBOY 日本版 No.391 8月号』(集英社)
ギャンブルは敗北への恐怖心 勝利への執着が勝ちを呼ぶ!