クリスマスは子供とオバケの森をさ迷う(3ページ目)

イッヒッヒ、いじわるオバケの登場

いじわるなやつだけど、どことなくユーモアが漂う絶妙な表情

「でもそれじゃあ、トップ集団にいれば差がつかないじゃないか」という疑問があります。

そこで登場するのが、お邪魔もののオバケの駒です。


サイコロの目の中には「オバケマーク」があり、これを出すと、オバケのコマを子供のコマにかぶせることができます。

オバケに取り込まれた子供はその動きを封じられてしまいます！　

つまり、オバケを使って他の子供を妨害し、トップ集団から脱落させることができるのです。

オバケに取り付かれてしまったら、自力でオバケマークを出して、他の子供に憑依させる必要があります。

ゲームはいつだって混戦模様

ひえー、おいらに取り付かないでくれ～～～

このユニークなルールによって、トップ集団にいる子供はたいていオバケに狙われ足止めされます。

そしてその動きが封じられているあいだに、遅れていた子供たちが追いついてくるので、結果、毎回かならずレースが接戦になり、最後の最後まで気が抜けません。

文章で書くとまどろっこしいですが、とにかくレースがかならず白熱するすごろくとお考え下さい。


他にも、足を滑らせるとスタートに戻されてしまう丸太橋や、オバケを退散させることができるチップなど、すごろくといえどもそこかしこに仕掛けがほどこされており、序盤、中盤、終盤と飽きることがありません。

オバケの森に隠された最後の秘密とは→