勝負師ならモナコを見て死ね！　中編(3ページ目)

中盤のクライマックス、ガラディナー

スポルティング・モンテカルロの玄関。見たこともない高級車が次々に乗り付けられる（まあ、モナコではあちこちでよく目にする光景ですが）

大会もいよいよ３日目！　この日も熱戦が繰り広げられる・・・　とおもったらさにあらず。この日は本戦は行われません！！！


世界選手権はもちろん世界一の称号を目指すガチな大会ではありますが、一方では「せっかくモナコまで来てるんだからさぁ、おもいっきりたのしんじゃおうよ！」ってなお祭り的雰囲気に溢れています。それを象徴するのがこの中日にあるガラディナーです。

モナコでナイトライフをエンジョイすなら外せないのがこのスポルティング・モンテカルロ。大人の社交場とはここのこと。

ガラディナーはモナコの「ナウでヤングなおしゃれさん」たちが集まることで有名なスポルディング・モンテカルロというホールで開催されます。

ここには世界中の著名なアーティストがコンサートを開くことでもしられています。（予定表をみたらスティングとかディープ・パープルもこの夏に来てたらしい・・・）

食事もワインもうまくていうことなしだったのが、このあとモナコならではの罠が待っていた！

スポルティング・モンテカルロ（Sporting Monte-Carlo）　


AV. PRINCESSE GRACE
TEL 98-06-72-00
FAX 98-06-57-50

ガラパーティーではジャケットとタイの着用のドレスコードがあります。普段ラフな格好の多いギャモンプレイヤーもこの日ばかりは少しオメカシして出かけます。

うぎゃ！　ビール１杯１６００円。モナコの罠にまんまと嵌まる

この日の出し物は『ダンシング・クイーン』というアバのヒット曲を中心とした歌と踊りのショー。

パーティは着席で、レビューとすばらしい食事が振舞われます。ギャモン以外のイベントとしてはこの日が最高のエンターテイメントです。



さて、ここで双六屋はモナコの罠にまんまと嵌まってしまいました。
　

ここで振舞われるワインは飲み放題なので、調子にのってビールも頼んだのですがこれが別料金。しかもハイネケンの３５０ｍｌビン一本がなんと１１€（１,６５０円）　　

でえっ、これと同じもの、うちのホテルの裏のスーパーでは１€で売ってたですよ！　モナコが金持ちのためのリゾートであることを今更ながら実感しました。

トイレでさえこのスタイリッシュさ！　かっこいいよ、おい。

このように時たま地雷原はあるものの、基本的にはギャモン以外のイベントでさえも充実しているのが世界選手権の素晴らしいところ！　あなたがバックギャモンプレイヤーではれば、ぜひ一度はモナコ詣でをすべきです。


さあ、明日からは本戦再開。『勝負師ならモナコを見て死ね！後編』では世界チャンピオン誕生の瞬間をお伝えします。

本日のモナコ味わう関連参考サイト

モナコ政府観光会議局公式サイト　モナコに行く際はこちらで予習を

アラン・デュカスの情熱世界へ　デュカスへのインタビュー
モナコのルキ・キャーンズがやってきた！！　日本で味わうモナコの味
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション　六本木ヒルズにあるロブションの店
※以上３つはフレンチガイド嶋さんの記事です。