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懐かしのクイズダービーゲームを振り返る(2ページ目)

商売の必勝パターンでもある人気のクイズ番組がボードゲーム化。そのはしりともいえるのは『クイズダービーゲーム』だった気がします。大橋巨泉の名セリフが思わず口をついてでる懐かしいゲームです。

執筆者:双六屋 カゲゾウ


いつも素敵な竹下景子さんに1000点!

クイズダービーゲーム
この解答席のギミックを見ただけで子供は心を躍らせた!
 このゲームの楽しさは、解答席を模したギミックはにつきます。問題カードを解答席の下に差し込むと、解答者たちの倍率が出ます。

問題はすべて4択です。そして問題自体が意外に手強く、「オリンピックで4回続けて参加して4連勝したアル・オーター氏の競技種目は何か?」(答え:円盤投げ) 「東京湾や土佐湾でとれる珍しいウニの名前は?」(答え:ブンブクチャガマ)など思わず答えを知りたくなる良問多し!

中には「大洋ホエールズの権藤正利選手が作った日本一の連敗記録は?」なんていう時代を感じさせる問題ももちろん紛れています。


一人を除いて全員同じ答え、一斉にドンッ!

クイズダービーゲーム
スロットをリセットすると、モニターにシャッターが自動で閉じたりと、意外と精巧にできている
しかし、みなさんご存知のように、クイスダービーでは、参加者の目的は、あくまでも答えを当てそうな解答者に点数を賭け、当たればその倍率に応じて払い戻しを受けられるということです。では解答者はどうやって答えを選ぶのか? 

解答者の上部にはスロッターがついており、ボタンを押すことで、回転ドラムによって答えをランダムに選ぶというわけです。(よって、同じ問題を出したとしても、解答者は違う答えを出す場合がある) 

このあたりのメカニカルな仕掛けは、子供であればそれだけでワクワクしてしまうもの。このボタンを押したいがために司会役を誰がやるかでケンカになったものです。


ゲーム的にみると、解答者によって、回転ドラムの確率変動は多少違うとは思うのですが、ぶっちゃけ誰が当たるか外れるかはかなりギャンブル的な要素になっており、正直なところ問題の難易度や倍率ってあまり関係なかったりします。 

しかしまあ、そんな細かいことにつっこむのはヤボというもので、子供の頃は、あのクイズダービーに自分が擬似参加しているといううれしさがはるかに勝っていました。


よく「音楽を聴くとその曲が流れていた当時のことを思い出す」といいますが、双六屋の場合、これと同じくおばけ屋敷ゲーム風雲!たけし城ゲームなど、懐かし系のボードゲームを久しぶりに手に取ると、それを遊んだ当事の悪友の面子や出来事を思い出します。

本日のクイズダービーな関連・参考サイト


TBSチャンネル クイズダービー CSチャンネルで再放送中
クイズダービー (Keyword Search) QDに関する異常に詳しいトリビアが披露されている。
kyosen.com 大橋巨泉の公式サイト(?)
篠沢秀夫 公式ホームページ 篠沢教授の活動や著作物など
竹下景子オフィシャルウェブサイト 3択の女王の素顔
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のボードゲームをチェック!楽天市場で人気のボードゲームをチェック!
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