立ち技か寝技か、打撃か柔術か…。プロレスラー、グラップラー、シューター、パウンダー、ヴァーリトゥーダー、格闘技ファンなら誰もが心に抱く理想のスタイル、憧れのファイターがいるはずです。
格闘技ブームで、綺羅星のごとく登場する格闘技者たち。熾烈な戦いを制しチャンピオンとなれば決まって次のような言葉を吐き出します。「俺はこれで勝った。だからこのスタイルが最強なのだ。」戦いの世界では勝者の言葉こそ絶対です。しかし…
誰かが頂点に立てばそれを打ち破ろうと研究が進み、次の瞬間にはまた違う男が頂きに立つ。結局最強のスタイルなど幻想なのかもしれない。
それでも男たちは己が信じたスタイルでリングに上がります。それは効率など度外視した不条理とも云えるトレーニング。血反吐を、血尿を垂れ流して研鑚して築いたスタイルへの絶対の自信。それは信仰にも似ている。
そしてそれはゲキシンK.O.も変ることはありません。手札の技カード5枚は次の3種類のカードからチョイスすることができます。
ロングレンジからの打撃系中心の「シューターカード」、ショートレンジからサブミッション系の技を繰り出す「テクニシャンカード」、スピードは決して速くないものの強烈なダメージを与える組み技中心の「レスラーカード」。
この3種類を手持ち5枚のカードにどう配分が勝利の鍵となります。そしてそのチョイスの仕方がそのままあなたの格闘技スタイルとなるのです。