『スマブラX』はここがスゴいんです

歴代『スマブラ』のディレクター・桜井政博氏は、開発中のものすごく忙しい時期であっても、ゲームの原作者に了解を求めたり、説明をするための時間を惜しむことはなかったという。『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』の生みの親である任天堂の宮本茂氏に対しても、相当に気合の入った試作版でプレゼンテーションを行って、ようやくオーケーをもらえたようです。その経緯についてはこちらの記事で触れられていますが、とくに印象深い部分を以下に抜粋します。

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桜井氏:
マリオとか、リンクとか、いままで何年間も携わってきたひとたちっていうのが、必ずいるわけじゃないですか。ユーザーもそうだけど、まずそのひとたちを裏切っちゃいけないなってことを思っていて、それはもちろん、大きなプレッシャーになっていましたね。

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桜井氏は、幅広いゲームに対して造詣の深いゲームクリエイターとして知られています。たとえばゲームキューブの『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、300個近くもある「フィギュア名鑑」の解説文をすべて桜井氏みずからが書いていますし、週刊ファミ通の連載コラム「ゲームについて思うこと」でも、ゲームに対する幅広い知識と愛情をうかがい知ることができます。そんな桜井氏だからこそ、原作者も信頼することができるのでしょうね。

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『スマブラX』では任天堂のキャラクターのみならず、ソニック(版権元:セガ)や、スネーク(版権元:コナミ)といった他社の人気キャラクターまで参戦する。ほかのゲームでは絶対に実現しない夢の競演!

初代『スマブラ』の発売当初は、任天堂のキャラクターどうしを戦わせる「安直なゲーム」といったネガティブな意見も、少なからずありました。しかし発売から時間が経つにつれ、既存の格闘ゲームとは一線を画するシンプルな操作性と、ゲームとしての奥深さが口コミで広がり、しだいに評価を高めていきました。シンプルなのに奥深い……というゲームコンセプトは、もともと「任天堂のゲーム全般」に当てはまるものですが、その姿勢を、「任天堂キャラが勢ぞろいするゲーム」で実現している作品。それが『大乱闘スマッシュブラザーズ』の何よりスゴいところなのです。

Wiiで登場するシリーズ最新作は、間違いなく、歴代作品の中でもっとも間口が広く、もっともボリュームのある作品になっています。Wiiで“ゲームらしいゲーム”を遊んでみたいすべての方に、『大乱闘スマッシュブラザーズX』を体験してみることをオススメしますよ!

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『大乱闘スマッシュブラザーズX』公式サイト

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