もちろん、ゲームだと分かってやってます

ラブプラスの図
むしろ、ゲームだと分かっているから色々できる、という側面が強いかもしれません。
さて、ゲームの彼女と一緒に熱海旅行なんていうと、あたかも現実とゲームを混同しているような印象を与えるかもしれませんが、おそらくは、そんなことはないと思われます。あえて無粋なことを言うようですが、みんなゲームの中の彼女が生身の人間ではないことなんて分かっています。分かっていて、気分を出して遊んでいるにすぎません。

気分、ムードというのは大事です。ゲームの中の彼女が本物でないからこそ、まるで本物かのようなムードで遊ぶことに意味があります。本物の彼女が相手だったら、熱海に1泊旅行ってそれ程特別なことではないかもしれません。都内から1時間で行けちゃう近場の温泉スポットですよね。

ゲームに登場した実在のホテルや港で、気分を出してゲームを楽しむというイベントだからこそ、近場の温泉スポットだって特別な場所になるんです。大掛かりなゴッコ遊びのようなもので、普通の遊び方とは言えないかもしれませんが、ゲームと現実を混同しているというような話ではありません。

モテないから、ゲームで彼女を作るんだと言う人

ラブプラスとARカメラの図
iPhone版のラブプラスiではARカメラという仕組みで、現実の世界にゲームの彼女を登場させた写真を撮ることもできたり。熱海で撮影したこんな写真を見ると、よく知らない人はビックリしちゃうかもしれませんね。
冷静に考えれば当たり前のことで、ゲームの中の女の子と生身の女の子の区別がつかなくなる人なんて普通はいません。でも、勘違いが生まれることがあります。ラブプラスのような恋愛シミュレーションが売れているのをみて、あれはモテない人がやるゲームだとか、現実の女の子と付き合う代わりにゲームの女の子と付き合っている、というような勘違いです。

ゲームの女の子が生身の女の子の代わりになると、そう思ったのなら、それは少し危険です。ゲームはゲーム、現実の女の子の代わりになるはずがありません。ゲームと現実を混同してしまっていると言っていいかもしれません。おそらく、こういう勘違いをしてしまう方は、実際にゲームを遊んでいない人が多いのではないかと想像されます。何故なら、ゲームを遊んでみれば、これはゲームだと誰でもすぐに分かるからです。

ゲームを遊ばずに、何を見て勘違いしてしまうのでしょうか。それは、気分を出してゲームを遊んでいるプレイヤーを見て勘違いしてしまうのではないでしょうか。つまり、ラブプラスを遊んでいる人があまりにゲームの中の彼女と楽しそうにして、あまつさえ温泉旅行にまで出かけて行くのを知って、これはゲームの彼女と本当に恋愛しているに違いない、と勘違いしてしまうというわけです。

ラブプラスを遊んでいる人はモテるのか、モテないのか、なんて話は笑い話ですみますが、ゲームを遊んでいる人は気分を出して遊んでいるだけなのに、それを見る人は勘違いしてしまうということは、ゲーム業界にとってはちょっと考えなければいけない現象です。