ビデオカメラの上手な活用法

コントローラーの図
コントローラーというのはつまり入力機器ですので、どんな情報が入力できるかによって、おのずと何ができるかも変わってきます。
かつてコントローラーは、ボタンのオンオフを入力する装置でした。Wiiリモコンはさらに、コントローラーの動きや、ポインティングデバイスによって指し示す位置を入力することを可能にしました。ちなみに、WiiFitに同梱されているバランスWiiボードは重さを入力することのできる周辺機器ですね。

そういう観点から考えると、PSムーブとPSEyeの組み合わせは、ボタン操作、コントローラーの動きに加えて、映像による入力を可能にします。さらに言えば、PSEyeにはマイクもついていますので音声の入力もできるデバイスということになります。

Wiiリモコンをもっと高性能にしたものを作りました、という言い方をすると、延長線上にあるように感じますが、ビデオカメラをゲームに上手く利用する方法を考えました、と言えば全く別物であることが分かりやすいかと思います。

PSムーブが描く未来

DSiの図
カメラがあって、マイクがあって、と考えると、映像や音声を使った遊びと言う意味で、実はWiiよりもニンテンドーDSiに近い部分もあるかもしれません。
このことを踏まえると、PSムーブはとてもたくさんのことができると分かります。例えば、基本的にはスフィアが放つ光を追うことで非常に正確にコントローラーの位置をトレースするわけですが、別にスフィアだけを感知しなければいけないという道理はありません。プレイヤーの手や体を感知させることもできるでしょう。また、PSEyeで撮った写真や映像などをゲームに利用することもできるはずです。これらのことはもともとPSEye単体で可能でした。

そういったPSEyeの遊びに加えて、より複雑なプレイヤーの動きや命令を正確にゲームに反映する役割としてPSムーブがあり、これらを組み合わせることによって、ゲームの可能性はどんどん膨らんでいきます。ボタン操作にコントローラーの動き、プレイヤーの動作や声、さらには絵や文字をカメラに撮影させるなど、実に多彩な方法でゲームとプレイヤーがコミュニケーションをとることができるシステムです。

PSムーブは、Wiiリモコンを高性能化したものというより、PSEyeという映像入力装置をゲームにうまく活用する為の周辺機器であり、カメラを利用したゲームの可能性という意味で、Wiiとは違う方向の未来を描くことができます。

しかし問題は、Wiiリモコンとは違うものであるということを、どうやってユーザーに伝えていくかです。その為に重要なのはやはり、ソフトでしょう。