大合奏 バンドブラザーズDX発売

バンブラDXのCMの図
テレビでも青山テルマさん出演のCMが放映されていますね。幅広い層をターゲットしようという戦略が伺えます。
ニンテンドーDS(以下DS)と同時発売のタイトルに、大合奏! バンドブラザーズ(以下バンブラ)というゲームがあります。音楽を題材とした、ビートマニアや太鼓の達人などに代表されるいわゆる音ゲーというジャンルに属するゲームです。その続編である、大合奏! バンドブラザーズDX(以下バンブラDX)というゲームが、2008年6月26日に発売されます。

いわゆる音ゲーというジャンルに属するという言い方をしましたが、バンブラDXは音ゲーの中においては、ちょっと趣の変わったゲームでもあります。そしてそのちょっと変わった部分というのは、音ゲーのある方向性を示しているようにも思います。今回はバンブラシリーズがどういうゲームなのかをご紹介しつつ、音ゲーの可能性について少し考えてみたいと思います。

今までの音ゲーはゲーム寄り?

ガイドは実は楽器を経験していた時分がありまして、小学生のころバイオリンを少しならっていました。中学時代からは吹奏楽部に入学し、ユーフォニアムという金管楽器を、高校では打楽器をやっていました。母は音大出で、家にはピアノがあり、楽器を演奏する楽しみは日常でした。

そんなガイドですから、ビートマニアを筆頭として、音ゲーというものが世の中に出始めると、当然遊んでみたくなるわけです。プレイしてみると、音によるレスポンスがこれ程ゲームを心地よくするのかと感動し、随分とゲームセンターに通って遊びました。しかしそれが、楽器を演奏する楽しみなのかといわれれば、正直それは大分遠いものだと感じていました。というのは、多くの音ゲーというものが楽器というよりはもぐらたたきを複雑にしたようなつくりであった為です。

画面に表示される決められたタイミングで決められたボタンを押す。結果として、モグラがたたかれるのではなく、音がなり、その連続が音楽になっていくという構造です。もぐらたたきといってしまうとちょっとチープなニュアンスも漂いますが、ゲームとしてはとても分かりやすく、誰もが楽しめる仕組みです。そこに音を組み合わせて連続すると音楽になるという発想はエポックメイキングと呼ぶにふさわしい見事なアイデアでしょう。

事実、たいへんな人気が出て多くの音ゲーが作られました。しかし、決められたタイミングで決められたボタンを押すという仕組みがあまりに完成されすぎていて、どのゲームもそのアレンジにとどまり、大きな発展が見られていないということも事実ではあります。

そんな中、バンブラは、より楽器を演奏することに近い感覚を持ち込むことで、その壁を突破しようとしています。