FF13と並んで、PS3期待の独占タイトル

行き先を相談する大作ソフト達の図
人気ソフトがどのハードででるということは、マーケット構築において最重要ポイントのひとつかもしれません
ゲームハードという商品において、もっとも重要なのはコンテンツです。如何に高性能なマシンであっても、ソフトがあって初めてエンターテイメントとして機能します。その意味において、他のハードでは発売されない独占タイトルというものは、ゲームハード普及戦略の強い武器となります。PLAYSTATION3(以下PS3)におけるその強い武器であると期待されているゲームタイトルの1つがメタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・パトリオット(以下MGS4)です。

MGS4はかなり早い段階でPS3への独占供給を宣言し、これぞ次世代機というような高精細な映像でことあるごとにゲーム関係者や、ユーザーに話題を提供してきました。いよいよ2008年6月12日に発売される今作が、PS3のマーケットへどのような影響を与えるのか、そもそもメタルギアソリッド(以下MGS)シリーズってどんなゲームなのかということも含めて、お話してみたいと思います。

MGSはかくれんぼのゲーム

グラビアで敵兵の気をそらすスネークの図
グラビア本を置いておくことで、敵兵の気をそらしてその間に突破……なんて奇想天外な突破方も
PS3のキラータイトルとして大きな存在感を持つMGS4ですが、実際どんなゲームなのかは意外とよく知らない人もいるのではないかと思います。戦争モノのシューティング? なんて思っている人もいるのではないでしょうか。

MGSは、ひとことで言うとかくれんぼのゲームです。戦争を舞台に、プレイヤーキャラクターのスネークが敵陣地に潜入するのですが、基本的に敵を倒して制圧していくのではなく、見つからないように隠れながらできるだけ誰とも接触せずに任務を遂行することを目的とします。

MGSの醍醐味は与えられた状況に対していくつもの解答が用意されている懐の広さ。例えば、見回りの兵士がいます。死角から麻酔銃を撃って眠らせれば簡単に突破できるかもしれません。わざと壁を叩いて物音をたて、一度接近させてから、何も見つからないで帰ろうとするところを後ろから近づいて首を絞めて気絶させる、なんてこともできます。ダンボールを被って少しずつ近づいたり、あるいは身を隠さずに堂々と現れ、敵の無線機を銃で撃ちぬくことによって仲間を呼ばせない、なんてプレイをすることも可能です。

ユーザーは、想像力を最大限に膨らませることによって、相手陣地の中にたった1人潜入している状況下にあって自由自在に敵兵をコントロールし、探索することができます。

さて、やる人の腕によって実に起伏にとんだプレイングができるよう緻密に設計されたこのゲーム、果たしてどのくらい売れるのでしょうか。