ゲームの中で第2の人生を歩む?

セカンドライフを始めるの図
PC用のオンラインゲームなので、PCにシステムをインストールする所から始めます
脳を鍛える大人のDSトレーニング(以下脳トレ)が大ヒットしたことで、今、ゲームというものの定義が変わってきました。冒険したり、謎を解いたり、パズルをしたりするものだけではなくなりつつあります。英語の勉強をしたり、料理を作ったり、犬とたわむれるようなことがゲームのテーマとして使われ、全く枠組みかわってしまいました。

今回ご紹介するセカンドライフと言うゲームはアメリカで生まれ、現在300万人以上の会員を持つPC用オンラインゲームです。セカンドライフの名の通り、ゲームの中で第2の人生を送ることができる、そして現実の世界と関わりあいながら世界が創造されていくという、不可思議なゲーム。このゲームは脳トレ以上に、これまでのゲームの枠組み、定義を変えるのではないかと思います。これだけ言われても良く分かりませんね? セカンドライフという仮想世界について、分かりやすくご説明していきたいと思います。

何でもできるが、何もしなくていいゲーム

セカンドライフは、あえて既存のゲームのジャンルにあてはめて言うならば、MMORPGが最も近いでしょう。MMORPGというのはMassively Multiplayer Online Role Playing Gameの略で、日本語訳するなら、多人数参加型オンラインゲームですね。RPGはドラゴンクエストやファイナルファンタジーに代表される敵と戦って主人公を育てながら冒険していくゲームのことです。広大なひとつの仮想世界の中に、数十人、数百人、あるいは数千人が参加して冒険をしたり、あるいはゲームの中で武器やアイテムを売り買いしたりすることができるオンラインゲームのことを、MMORPGといいます。

セカンドライフは、MMORPGに非常に似た仕組みをとっています。広大な世界に多人数が参加し、冒険をすることも、ゲーム内の通貨でアイテムを売り買いすることもできます。ただし、このゲームの主目的はモンスターを倒したり、冒険をして世界を救ったりすることではありません。

そもそも、セカンドライフには目的というものがあえて設定されていません。提供されているのは仮想空間と、どこかへ移動したり、何かを作ったり、それを売り買いしたり、他人とコミュニケーションを取る為のツールです。しかしそれを使って何をするべきかは決められていません。あなたはその中で、世界中を見て回るもよし、誰かとおしゃべりするもよし、家を建ててもいいし、アートを作っても、イベントを起こしてもいいんです。冒険をするのも、のんびりするのも、思いのまま。しかし、何をしろとも言われませんし、何かクリアする目標も存在しません。

この何もない、そして何でも作り出せる世界に何故300万人もの人が集まり、熱狂しているのでしょう。それは現実と交差する仕組みにありました。