Xbox360 今までのコントローラーの良いとこどり
アナログスティックの配置もGCに近いですね。本当に従来型コントローラーの集大成といった感じです |
A、B、X、YやL、Rのボタン配置はスーパーファミコン、人間工学を使って考え抜かれたグリップ型は初代PSが作り出したスタンダードであり、しかも全体のフォルムはセガのドリームキャストコントローラーを彷彿とさせます。ニンテンドー64で開発されたアナログスティックと振動も、もちろんついています。そしてそのアナログスティックを二つ搭載したのは初代PSのデュアルショックからですね。
さらに無線で使えるコントローラーといえばゲームキューブのウェーブバード。最後にXBOXライブなどの機能を簡単に呼び出せる真ん中のガイドボタンは初代XBOXから継承され、まさしく家庭用据え置きゲームハードの歴史を余す所無く吸収した完全体といった趣です。
PCでも使える?
MSと言えばPCのOS、Windowsで有名なメーカーですね。その為、Xbox360は非常にPCとの親和性も高いつくりになっており、ゲームの移植がしやすいと言われています。しかも、それだけではないんですね、Xbox360のコントローラーは、実はPCでも使えてしまうんです。Xbox360のコントローラーには無線で使えるものと有線で使えるものがありますが、PCで使えるのは有線のもののみ。有線のコントローラーはUSBで接続する形になっていますので、PCで使う場合もUSBにビシィッと挿せばいいわけです。Xbox360の場合はこれですぐにゲームが始められますが、PCの場合はもう一手間。ドライバを入れなければいけません。PC用にMicrosoft Xbox 360 Controller for Windows 360という商品がありまして、コントローラーは有線のXbox360コントローラーと変わらないのですが、これにはドライバがCDで付属しています。こちらを買うか、MSの公式Webサイトでドライバをダウンロードして、インストールすることでめでたくコントローラーが使えるようになります。
【関連サイト】
Microsoft Hardware | ダウンロード一覧
Xbox360のコントローラーをPCで使う為のドライバーがダウンロードできる公式サイトです。
ちなみにこの公式のドライバ、すこぶる評判の悪いものだったりもします。ドライバというのはPCが周辺機器を制御する為のプログラムなのですが、早い話があまりきちんと制御してくれないんです。例えば振動に対応していないであるとか、あるいは左右のアナログトリガーを同時に押し込むと相殺されてどちらも押していないと認識されないであるとか。これではいくつかのゲームでは非常に困ったことになりますね。ドライバの問題なので、新しいドライバをダウンロードで提供してくれれば解決することはできます。MSには早急に対応していただきたいものです。また、この状況を自力で打破するべく有志のユーザーによる、非公式のドライバなんてものも開発されています。インターネットで探せば無料で使えますが、こちらはあくまで非公式のものなので使用は自己責任で行うようにしましょう。
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次世代コントローラー比較いかがでしたでしょうか。コントローラーひとつとっても各社の考え方や、色々な事情が複雑に絡み合っていて面白いものです。私たちが握り締めるこのコントローラーにも、色々な技術や想いが詰まっているんですね。