そんな中、ガチガチの洋ゲーである『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』が話題だ。
なんでも海外メディアで絶賛の嵐、国内でも割と売れているという。
今回はこの作品の魅力に迫ろう。
最も映画的なゲーム
遺跡のリアルさは魅力の一つ。 |
これは筆者が近年プレイしたゲームの中で、珍しく夢中になってクリアした作品だった。
これはボヤキ系の2枚目半主人公、ネイト・ドレイクがエル・ドラドの秘宝を求めて遺跡やジャングルを探索する、というもの。
2枚目半とはいえ頭脳明晰、桁外れの身体能力を誇るネイトが1癖も2癖もあるキャラクターたちと繰り広げる冒険活劇は、どこか懐かしささえ感じるほどの王道的展開で、B級映画マニアにはたまらない雰囲気がある。
本作は一応シリーズの2作目ということになるが、前作の知名度の低さからナンバリングは外されている。前作の登場人物がそのまま出てくるが、まぁプレイにはそんなに支障ないだろう。
国内的には「知る人ぞ知る傑作」という立ち位置だったが、世界的には250万本の売り上げを誇るヒット作。
その新作ともあって、海外では注目度が高い。
フランケンレビュー:『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』
市街戦も臨場感抜群! |
しかもチュートリアル的な段階を踏んでから、というのが王道だ。
しかし本作でネイトは最初の最初から危機的状況に置かれる。
詳しくは書かないが、とにかくあまりの状況に「何があればこうなるんだよ!」などと突っ込みながら、ネイトを操作することになる。
これがまぁ、怖い怖い!
一度来客にやらせてみたが、ギャラリーさえも手に汗握ること必死だ。
これが、本作の一番の売りでもある。