超シュールなパチンコミニゲーム集
この状況をシュールだと思えないようになると、もう中毒だ。 |
ただパチンコ玉が人間で、舞台が街(や遊園地)に変わっただけだ。
プレイを開始すると操作のレクチャーがあり、どのようにして標的まで飛ぶかということと、飛びながらある程度の位置の修正が可能なこと、街中のものが掴めること、落下すると少しの間だけ移動できること、完全に移動できなくなるとそのショットが終了することなどがわかる。
もうこのチュートリアルで既になんだかおかしい。
巨大なドーナツの看板を掴まされたり、ボーリングの看板を掴まされたり、挙句町中に様々な被害を与えて「ハイスコアを狙え!」とか言われる。
おいおい。
しかしチュートリアルの時点で意外にも「ゲーム的だなぁ」ということがわかってきた。やってることは無茶苦茶だが、適度な目的が設定され、それをクリアするというゲーム部分は意外としっかりと作られている。
チュートリアルを終了するとゲーム開始だ。
舞台を選び、ゲームを選び、キャラクターを選ぶ。
今回はメインっぽい街の爆破ゲームを選んでみた。
飛びます跳びます
しかし丈夫なキャラクターだ。 |
角度、強さ、方向を決定して○ボタン。すると分身は凄い勢いで空中に投げ出される。「アーイキャーンフラーイ!」。バカバカしいほど高いテンションだ。そのままビルの屋上にある爆薬に激突、爆風とともに宙を舞い、落下地点を調整すると次の爆薬にヒット。なるべくたくさんの爆発をおこして地面に激突。
このゲーム、落下してからが本番だ。
落下後数秒は少しだけ体をよじって跳ねることが出来るので、近くの箱ににじり寄る。うまく接触するとまた宙を跳ぶ!
…上手に繰り返すだけでもたくさんの爆発を起こすことが出来る。
また、鉄筋の骨組み、看板、ボーリングのボウルなどは掴むことによって引き摺り落とし、周囲のものを巻き込んで爆発させることが出来る。
他にも巨大ボーリングピンを倒すゲーム、なるべく自分を痛めつけるゲーム、たくさんの(爆発する)クマさん人形から本物を探すゲームなどがある。
大前提として、どのゲームも大概酷い。
しかし酷いながら、多人数で遊ぶとたいへん盛り上がる。