安心のマルチ大作
海外向け作品、海外産作品などが多く、プラットフォームによって若干の差が出るケースもある。購入時には注意したい。 |
次に紹介する2作品は海外でも知名度が高く、グローバルな売り上げが期待される。
『バイオハザード5』
人気アクションアドベンチャーシリーズ最新作は、前作『4』のシステムを採用しながら、複数の操作法から選択できるようになっている。
これは海外のFPS等の人気からFPS的な操作に対応したもの。『メタルギアソリッド4』でもやはりFPS的な操作が可能になっていたことを考えると、日本国内とはトレンドが違うということを感じる。
次世代機初の最新ナンバリングタイトルということで期待も大きく、グラフィックの進化とともにストーリーも気になるところである。
舞台を南米に移した今作では、従来にない恐怖を感じることができるのだろうか。
『ストリートファイター4』
対戦格闘ゲームブームの火付け役である『ストリートファイター2』のテイストを3Dのトゥーンレンダリングで再現した、シリーズ最新作。
筆者も『2』の大ファンだったのでアーケードで早速プレイしたが、2Dの操作性と3Dのグラフィックが絶妙で従来にない新鮮なプレイ感だった。
コンシューマーではキャラクターが多数追加になるなど、かなりのブラッシュアップが図られている。おっさんゲーマーは過去を懐かしみながら、若者ゲーマーはシリーズ最新作として楽しめる。
良作がお得なベスト版
PS3のベスト版もなかなか充実している。手が出しにくかった作品でも手軽に購入できる良さがあるが、PS2時代より若干高額に設定されていることが多いのは少々残念。
『龍が如く 見参!』
シリーズ最新作が発売間近ということで、かなり戦略的な価格設定となっている。
未経験者が作品に触れる入門編として悪くないが、本編とあまりにもかけ離れた設定のためそれほど参考にならないかもしれない。
むしろPS2版の『龍が如く』『龍が如く2』を遊んだ人にオススメしたい。
もちろん「シリーズ未経験だがとりあえずHD作品で遊びたい」と言うのもアリだ。
『戦場のヴァルキュリア』
PS3での新規タイトルながら、独創的なゲームシステムと魅力的なキャラクターで人気の『戦場のヴァルキュリア』。アニメ化まで決定している作品だが、なんとダウンロードコンテンツとして有料配信された『イーディー分隊』を追加収録してのベスト版となる。
PS3黎明期の発売に関わらずなかなかのヒット作となったが、本体購入のタイミングによっては知らないユーザーも多いだろう。
FPSが苦手なユーザーでも程よいアクション性と戦略性が味わえる良作となっている。
独特の水彩画的な雰囲気を持つトゥーンレンダリングも魅力的。是非プレイしておきたい。
では春までのPS3ベストバイは?