PS3の適正価格は「その人がPS3をどれだけ活用できるか」

 
大事なのは「PS3で何をするか」
PS3は「ゲーム機」と言うカテゴリに簡単に入れにくいハードウェアのため、何をしたいかと言う点を考慮に入れると「その人なりの価値」が見出せる。

ゲームだけをしたい人であれば、純粋にゲーム機としての価格判断になるだろう。そう考えると現在の価格は高いとしか言えない。
Wiiが25,000円、Xbox360がコアシステムで29,800円で発売されている。

ゲーム機の性能としてはXbox360が比較対象として最も近いだろうから、ゲーム機としてはやはり29,800円程度が妥当であるように思う。
ただしPS3はコアシステムのようにHDD無しのモデルがないため、比較対象としてはHDDを内蔵した通常版39,800円の価値があると言える。(Xbox360とてコアシステムだけではセーブすら出来ないのである)

Blu-rayDiscを楽しみたい人なら話は別である。
現在最も安価なBlu-rayDiscプレイヤーはソニーが米国で販売開始した「BDP-S300」。日本国内での販売予定はないので、仮にPS3を廉価版Blu-rayDiscプレイヤーとして判断した場合、ゲーム機の価値にプラスして60,000円程度の価値があることになる。

また、PS3はアップデートによりDLNAという機能をサポートした。
詳しくは下記記事を参照されたい。

■関連ガイド記事:PS3を使ってリビングが極楽AV空間に!

これはパソコンに保存した様々なファイルを再生できるようになる機能であり、同等の製品「ルームリンク」がおよそ25,000円で発売されたことを考え、25,000円の価値としておこう。
ただし!
近いことはXbox360でも可能であるため(正確にはDLNAではないが)、PS3のみの利点とは言いにくいものもある。だが、Xbox360では記事で紹介したような、NASと接続してマルチメディアファイルを楽しむような使い方は出来ない。

このほかにPS2やPSのタイトルを高画質で遊べたり、DVDを高画質で視聴できたり、SACDを再生できたり…金額ではあらわしきれない機能も数多くある。
特にPS2のアップコンバートは「スゴイ」!
先日紹介したPS2用タイトル『オーディンスフィア』も、PS3で遊ぶと精細感がグッと増して美しい。記事中「最も美しいゲーム」と評したが、この美しさは是非PS3で実感して欲しい。
アップコンバートについてわかりやすい比較画像を載せているサイトがあったので合わせて紹介させていただく。

■関連ガイド記事:最も美しいゲーム『オーディンスフィア』

電脳御殿 | PS3アプコン検証-初代PS編

電脳御殿 | PS3アプコンのクオリティ目標がBD版Airであった件

あなたなりのPS3の適正価格とは

ゲーム機としての適正価格が39,800円として、それよりおよそ1万円高い価格であるPS3は「ゲーム機以上の存在であるか、否か」が大きな購入の分かれ目になるだろう。

逆に言えば、今後PS3が値下げで他のゲーム機と値段が並んだとき、「ゲーム機以上」の部分が大きなアドバンテージになるのである。

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